0話:コンテニュー…?
初投稿です。
時々言葉がこんがらがってますが、どうぞそこはご愛嬌。
(嗚呼、夕焼けが綺麗だなぁ。)
………踏切の音がただただ響いている。
電車はまだ通らない。
いつまで経っても向こう側に行くことができず、
茫然と、沈まぬ夕日をただ見つめていた。
「ねぇ」
黒い無地のワンピースがひらりとなびいた。
線の細い体躯に、銀色の大きな瞳。
いつの間にか踏切の向こう側にいた少女は、ざっと13歳前後だろうか。
(あれ……会ったこと、ある……?)
踏切の音が止む気配は無い。
「貴方は、ーーーーーーーーー…………………………」
(……?)
踏切の音がうるさくて、聞こえなかった。
少女は、踏切をひょいと越えてみせた。
よく見ると足は、泥と……
(………血?)
とにかく、とても汚れていた。
タタンタタン
電車……?
(少女は、死ぬ?)
見ると、長い黒髪を耳にかけ、それから線路の上で無邪気に笑った。
「気付けなかったね。もう一度やり直しておいで。」
少女の体は、いとも容易く電車に壊された。
音の代わりに、鉄の匂いがツンと鼻を刺している。
踏切の音が頭に鳴り響いている。
体内に寄生虫がうぞうぞ蠢いているように気持ち悪く、
綺麗に思えた夕焼けはジリジリと体を照りつけている。
僕は酷く冷静で、ようやく上がった踏切をゆっくり渡った。
あの状態で涙も出ないなんて、本当にどうかしてると思う。
何処からか風が吹いて来て、一枚の紙が僕に舞い降りた。
"貴方は「探偵」です。仲間と協力し、全ての謎を解きなさい。"
チャンスはあと、14回。




