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第58話~トラウマえぐる技ってどっかにあったよね?~

 相変わらず記念話のネタが思い浮かびません。


 どうしろと。私にどうしろと。


 あれですね?私をいじめて楽しんでいるんですよねそうなんですよねぇ!?


 ネタが浮かばないのをいい事にどんどんカウンターまわして50万記念考える前に60万までアクセスする気ですよねぇ!?





 どうしよう、そんな事されたらネタの考えすぎで頭がパーン!なる気がする。














 あっ、ありのまま今起こったことを話すぜ!


 『目が覚めたら、何も見えないほど真っ暗な空間に居た』。


 心の底だとか、深層世界だとか、そんなチャチなもんじゃ断じてねえ!


 もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・・・・!




















 まあポルナレフしたって現実は変わらないもんだ。


 ただひたすらに広がる真っ暗な空間。そしてこれから何が起こるかが簡単に予想出来てしまうのが何とも言えない。



「よォ。会いたかったぜ俺」


 出ましたね自称俺。もとい白俺。


「俺としては会いたくなかったがな」


「いいじゃねェか。別に今回はてめェを殺すためにここに呼んだわけじゃない」


 あらそうなの。あんたの事だからてっきり「てめェを殺して俺がお前になる!」とか言われる予感がしたんだけど、そこまで物騒な人じゃないのか。


「所で、ここは一体何なのか知ってるか?」


「さあ?」


 本当に分からない。ひたすら真っ暗な空間が続いてるだけだし、特に自分の身体に影響があるもんじゃないし。






「此処は、てめェが自分の闇を閉じ込めた、心の奥底だよ」














 







 ・・・・・・うん。まずは落ち着け俺。落ち着け・・・・・・KILL・・・・・・ミス。KOOL・・・・・・アレこれも違う。COOL・・・・・・そうだこれだ。クールになるんだ俺。


 ここが俺の心の底だとな?という事は、俺は相当腹黒い事になるぞ?なんせ真っ暗だし。


 俺そんなに腹黒いか?・・・・・・思い当たるふしが多すぎて分からない。



「ンで、俺はそんなてめェの『闇』から生まれた、もう一人のお前と言った所か」


 まさにAIBOと王子の関係だな。いや違うか。


 ・・・・・・ん?待てよ?


「『闇』から生まれたんなら、何で黒くないの?」


 ずっと気になってた。


 よくあるアニメとかなら『闇』から生まれたんなら、大体全身黒ずくめとかになるのに。


「ンなもん知るか」


 ですよねー。


「で、何でこんな所に俺を呼んだんだ?」


 用がないならさっさと戻してくれ。何かさっきから言っている『闇』とやらが身体に纏わりつくような感じがして気持ち悪い。


「てめェが強くないと、俺も殺し甲斐がないからな」


 まさかの俺強化フラグですか。いやこれ以上強くなる、もとい人外化するのはいやなんだけど。


「その為には、まずてめェが閉じ込めている心の『闇』を引っ張り出す必要がある」


 まさかの無視ですかー。


 てか何?心の『闇』って。トラウマ?トラウマでも呼び出す気?やめてよそういうの。


「という訳だ。てめェ自身の『闇』と向き合ってこい」


 白俺が自分の胸の前で手を握り、それを右に向けてスッと伸ばした。


 すると、俺の意識が瞬く間に闇に沈み――――――。



















「ぬぁいっ!」


 覚醒。目が覚めた。アイツ一体何しやがった。


「・・・・・・む。ここどこだ?」


 辺りを見回すと、先ほどの真っ暗な空間ではなく、目の前に公園が見えた。


 え、何これ。元の世界に戻ってこれたとか?


 一歩踏み出そうとするが、身体が動かない。まるで何かに縛り付けられたのようだ。意識はあるのに。




 しばらくぼうっと公園を見つめていると(それ以外やる事がなかった)、二人組みの・・・・・・ありゃ幼稚園児ぐらいか?そんな奴らが現れた。


 アイツら・・・・・・幼稚園児のくせに恋人つなぎなんてしやがって。マセガキ共め。


『ねーねー、これって何かな?』


『やっ、やめようよ・・・・・・よく分からない物にさわるのってあぶないよ・・・・・・』


 最初に落ち着きの無い声が、続いてビクビクと怯えているような声が。


『あれ?何か書いてある・・・・・・「さいきょーのいし」だって!』


 落ち着きの無い声が、さらに落ち着きのなくなる。


 


 ・・・・・・ん?



 いやいやいや待て待て。落ち着け俺。そうだ焦るな、冷静に考えろ。


 今コイツは何と言った?『最強の石』と、確かに言った。


 ・・・・・・じゃあまさか、コレは・・・・・・。


『えーっと・・・・・・「このいしにふれると、だれでもつよくなれます」だって!すごいねー』


『・・・・・・やっぱりあぶないよ、かえろうよ・・・・・・』


 いいぞ臆病な方。もっと言ってやれ。と言っても、この先の展開は読めてしまっているので空しいだけなんだが。


『ねーねーさわってみてよ』


『えっ!?こっ、こわいよう・・・・・・』


『だーいじょうぶだってー。いつも言ってるじゃん。「もっとつよくなって、私をまもりたい」って』


『うっ・・・・・・それは、そうだけど・・・・・・』


 おい落ち着き無い方。お前何言ってんだ。臆病な奴っていうのはその場に流されやすいんだから、もっと丁寧に扱ってくれ。


 しっかし・・・・・・これが白俺の言っていた心の『闇』か。なかなかエグい所を突いてくれる。アイツはきっと今頃あの真っ暗な空間で苦しむ俺の姿を見てニヤニヤしている所だろう。なんてえげつない。


 きたないさすが俺きたない。


『わっ・・・・・・わかったよ、さわればいいんでしょさわれば!』


『えらい!よく言った!ナデナデしてあげよっか?』


 あーあ。それに触ってしまうか。


『じゃあいくよ・・・・・・』


『・・・・・・ゴクリ』


 子供二人組みとは結構距離が離れているはずなのに、男の子の方が今何をしようとしているのか、正確に見えてしまう。


 道端に転がっていた、何の変哲もなさそうな石。


 だけど、これがあったせいで。


 これに、触ってしまったせいで。


 俺の人生が、狂っていったんだよなぁ・・・・・・。



 男の子が、石に触れる。


 すると、石がひとりでに浮かび上がり、一瞬強く発光したかと思うと、地面に音をたてて転がった。


『・・・・・・え、これだけ・・・・・・?』


『ねーねー、どこか変わったところない?』


『えっと・・・・・・とくに何も・・・・・・』


『んーやっぱりニセモノかなにかだったのかなー?』


『だから言ったんだよぅ・・・・・・』


『あははーごめんごめん。おわびに一緒に帰ってあげるから』


『ほんとう!?』



 その後、子供二人組は他愛も無い会話をしつつ、どこかへ走り去っていった。


「・・・・・・お。動ける」


 その直後、何故か動けるようになったので、先ほど子供二人組がいた公園に歩み寄る。


「・・・・・・こんなただの石だと思っていたものがね・・・・・・」


 そして、先程男の子が触っていた石を手に取り、目の前に。


 それを良く見ても、そこら辺に転がっている石と何ら変わりない。


「・・・・・・それにしても白い奴め、嫌なもん見せやがって。戻ってこれたらどんな方法で虐めぬいてやろうか・・・・・・」


 自分から黒いオーラが放出されているとも知らず――――――尚且つそれを見ていた通行人が思わず引いてしまったのも知らず――――――先程走っていった子供たちを追いかけた。



 何も出来ないと知っていても、それでも。

 ネタがーネタがーネタの神様よここへ降臨せよ!


龍「呼んだか?」  


 お呼びでない、帰れ!」


龍「ちょっ、おま(強制送還」


 ・・・・・・ふぅ。さあ元ネタ解説だ。



「あ、ありのまま今起こったことを話すぜ!」


 ジョジョの○妙な冒険の登場するポルナレフというキャラクターの台詞。


 ジョジョは本当に色々なネタがあって楽しい。原作知らないのに。



「落ち着け・・・・・・クールになれ」


 ひぐら○のなく頃により。口先の魔術師ですね。またはバット使いの少年と言った所でしょうか。


 前半のグロ部分のせいでめっちゃ批判受けてるらしいです。結構面白いのに・・・・・・。



「AIBOと王子」


 遊戯○より。


 王子の「相棒おおおおお!!」という叫び声が「AIBOOOOOO!!」に聞こえた事から・・・・・・だと思います。多分。


「きたないさすが○○きたない」

 

 元ネタ不明。それ以外に言う事なし。






 さて。今回は龍稀君の過去に迫ります。


 先程話数見たら70話とか超えてて目がポーン!なりましたので。


 ここまで来たらいい加減謎だらけの主人公の秘密、知りたいですよね?


 ・・・・・・え?知りたくない?まあまあそんな事言わずに見ていってくださいな。


 見てくださいますよね?


 見 て く だ さ い ま す よ ね ?






 ・・・・・・分かればよろしい。

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