表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
47/153

日常~久しぶりにギルド行ってみました。~

 またちょっと番外編みたいなの挟みますよっと。











 そうだ。ギルドに行こう。


 何てことは無い。ただ、ふと思い立ったので行ってみることにした。







 ~移動中~







「私は帰ってきたぁ――――――!!」


「とりあえず迷惑になるからやめてもらえないかしら」


 ギルドに入ってからの第一声。即座にルイーダさんに怒られる。


「・・・・・・私はまだルイーダなのかしら?」


 うん。未来永劫変わることはない。














「さて。ここに来たからには何をするか分かっておるよな?」


「はいはい。これが今あなたに出来る依頼よ」


 と、ルイーダさんがいくつかの紙を寄越す。


「何々・・・・・・?『憎いアイツを暗殺してほしい』・・・・・・おい。流石にこれは嘘だよな?」


「いいえ。ちゃんとした依頼よ」


 こんなもの依頼すんじゃねえ。


「後は・・・・・・『失踪した娘を探してほしい』・・・・・・これはまた何とも・・・・・・」


 ただの家出じゃねえの?


「ああ、それね。最近その手の依頼が多くて困ってるのよ」


 聞いたところによると、最近身分が高い家の娘が失踪する事件が多発しているらしい。野郎はしてないみたいだけど。


「身代金要求で誰かが誘拐したんじゃねえの?」


「身代金が欲しいのに連絡をしてこない誘拐犯なんている?」


 金が欲しい訳でもない。でも身分の高い人のみ、か。


「・・・・・・これは、大金が動く気配がしますな」


「貴族の娘を奴隷オークションに出すとかかしら?」


「・・・・・・なるほど。この世界には奴隷制度がある、と」


 んー・・・・・・。一気に重い話になっちまった。


「とりあえず、これ受けてみるかな」


「止めておいた方がいいわよ。その依頼に関わった人は皆大怪我して帰ってくるか、死んで帰ってこないかだから」


「俺がそう簡単に死ぬような奴に見えるか?」


「少なくとも見た目は」


「oh...」


 見た目ちょっと女っぽいからって、そんな貧弱そうに見えるかね?


「いんや。そこの兄ちゃんは出来る奴だぜ。俺が保証する」


 いつぞや俺が殴ったおっさんがこちらに来る。


「大丈夫。コイツはきっと生きて帰って来る。俺の勘がそう告げている」


「・・・・・・随分と買いかぶってくれるなアンタ」


「なに、俺の目は本物だ。少なくとも死ぬようなタマじゃねえだろ?」


 まあ、この世界の住民全員でかかってきても死なないだろうけど。多分。


「てな訳で。受けるぜ、この依頼」


「・・・・・・はぁ。分かったわ。期限は1週間。それまでに失踪者を探してくること。後死なないこと」


「おk!」



 さあ、次話からシリアスだぜ!

 次話からシリアスとか言っといて多分ギャグ混ざります。


 いや、多分じゃなくて絶対入ると思います。私重いの苦手なので。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ