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神罰の英雄たち  作者: Anon
閑話ー事件の真相ー

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144/197

143話目です。

「おーい!おっせぇぞ!お前らー!

どんだけ待たせんだよ!」


クラウンだった。


『いや、考えさせてって……』


「どうだ?これ、似合うだろ?」


「え?似合うって……え?」

ガッツはパニックに陥った。



「心機一転!おニューの一張羅だ!

返り血まみれだったからな!ハハハッ!」


「え、じゃあ一晩考えさせてくれってまさか…?」


「あ?これに決まってんだろ!

お前らについていくのはもう昨日言っただろうが」


『え…?考えさせて……。

"逃げねぇからよ"、か…!

あれがついてくるって答えだったの!?

わかりづらい!!』


「茶番ね。終わったんなら早く行きましょ」


「そうですね。

この大陸のことと迷宮を調べなくちゃですもんね」


「うむ。そうであるな。

では、オリバー音頭を…」


『よし!じゃあ行くよ!

西大陸踏破!古代迷宮攻略の旅へ、出発!!』


「なんか…わからねぇ言葉が飛んできたぞー…?」


『え?何が?古代迷宮がわからなかった?』



「それもそうだけどよ……"大陸"ってなんだ?」


『え?転移魔法陣使ってるんでしょ?』


「転移魔法陣とその"大陸"に何の関係があるんだ…?」


オリバーは、知らないことに一瞬驚いたが、

この世界の仕組みについて説明した。


「マジかよ…。お前らすげぇ旅してきたんだな…。

てか、よくそんな仕組みにも気づいたな…。

俺、そんな冒険に混ざってもいいのか…?

ここまで歩んできた絆があるだろうしよ…」


『僕たちの旅はまだまだ始まったばかりなんだ。

仲間を集めてるわけじゃないんだけど、

クラウンは何となく一緒に旅ができそうだと思ったから、

これから仲良くやっていこうよ』


「そうだぜ!あんときはさ、色々言っちまったけど…

俺は多分クラウンの人柄が好きなんだよ。

だから、歓迎するぜ!」


「私も、ガイコツと一緒は怖いって思ったんだけど、

よく考えたら竜人族と魔族も怖いはずだと思って。

結局、人柄を見て接してるんだなって思ったのよ」


「私は拾われた身ですので、何も言えませんが…。

あなたがついてきてくれると、

旅が少し楽しくなりそうだと思います」


「……我も皆と同感だ。

その、最初会った時は、すまなかったな。

我も今ではお主のことは何とも思わぬ。

恐らく、お互い年長者として共にやっていけるだろう」


『ほら、ね?』


「お、お前ら……!

めちゃくちゃ良い奴らじゃんかよぉーー…!

こんな俺に…そんな言葉かけてくれて…!

わかった!俺もこの旅で全力を尽くす!

何ができるかはわかんねぇけどよ、戦うのと笑わせるのは得意だ」


『これからよろしくね』


「ああ!よろしくな!みんな!

で、次の行き先は決まってんのか?」


『次は…もしここが西の大陸だとしたら、

"千年竜の背骨"という古代迷宮に行きたいね』


「千年竜の背骨だと…!?」


『え!知ってるの?古代迷宮は知らないのに?』


「いや、知ってるも何も……それだよ」


『え?』


クラウンが指差した方を振り返ると、山脈があった。

現在地からだと一見、山脈ではなく壁に見えるほどの圧迫感がある。


『あれって…昨日下りてきた山だよね?』


「そうだな。だが、間違いなくあれが"千年竜の背骨"だぜ」


西の大陸のスタート地点となった転移魔法陣は、

オリバーたちが目指すはずだった古代迷宮"千年竜の背骨"にあったのだ。


北の大陸ではどの迷宮も遠く、

何か月もかけてやっと辿り着くような場所にあった。


それが普通になっていたオリバーたちは、

またここから長い旅を想像していたのだが…。


『…じゃあ、行こう』

ご愛読ありがとうございます。

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