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迷宮~新聞記者 津雲京介  作者: 村越 京三


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彷徨う出来事No.34~時間短縮の功罪の行方(MLB編)

一昨年よりメジャーリーグでは

投球までの時間制限

(通称:ピッチクロック)が

一方で打者がボックスに入るまでの

時間制限(通称:バッタークロック)が

設けられています

メジャーリーグ機構では、時間の効率化と迫力の展開のある試合で人気を高めたいとの思惑から導入されました

その結果が投手には多大なる負担がかかり、故障する選手が後を絶たず

長期離脱を余儀なくされています

チームによっては投手が足りなくなり

野手が登板する試合が増加してきている

投手としての現状としてあるそうだ

一方で打者にとっても投手の心理や配球を読んだり考える時間がなくなり

面白味がなくなってしまっているのが

打者としての実状です

メジャーリーグ選手会は

声明で時間制限をやめて、

違うやり方で試合時間の短縮を

目指すべきだとしていますが

メジャーリーグ機構は

故障の原因の証拠はないとして

更なる時間制限を考案し

取り入れようとしていますが、

平行線の状態では

ストライキの可能性も

指摘されています

その結果かどうかは不明ですが、来年からロボット審判の導入が試験的に実施される事になりました!

ビデオ判定の時間も削減するべきだとして、正確な判定で有無を言わない様にという事です!

来場者数の観点から見ていくと

増加してきている球団もありますが、

減少している球団の方が全ての球団の8割を超えておりグッズや飲食等の

ファンサービスで何とかやりくりしているのが実情で

全体として人気が偏っており

その結果として球団の経営を圧迫し身売りや球団そのもの事態がなくなる事もやむを得ずであると

言われ続けています

他のスポーツ人気が著しい現在の状態

そして、球団数が多すぎると長年言われ続けているメジャーリーグ

意外にもベースボールは岐路に立たされているのかもしれません

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