彷徨う出来事No.147~答えの出ないもの(その6)
一体何のお話なのだろうと思われる方々がほとんどだと思います。
今回は昨今色々の話題の
ハラスメントについてになります。
現在国内においてハラスメントの数は50~100種類に分けられています。
この言葉が公の場で
使われるようになったのは
1989年(平成元年)に晴野まゆみさんがかつての勤務先の上司に対する
セクシャルハラスメントを受けた事による精神的苦痛を訴えるために
提訴した“福岡県出版社セクハラ事件”です。この裁判は前例がないため
非常に時間がかかり3年半後の
1992年(平成3年)に晴野さんが
勝訴した事でより
認知されていきました。
最近ですと女優の綾瀬はるかさんが
主演する映画ファーストボイスの中でも物語として参考とされています。
そして、この動きにより当時から
制定されていた男女雇用機会均等法も一部見直しや改正もされ、
今日におけるセクハラ防止の
ガイドラインが生まれる
起爆剤にもなりました。
それから今日まで世の中には
様々なハラスメントによる言動と
行動が問題視されており、
今年10月再度男女雇用機会均等法が
改正されたのは新しい話です。
よりハラスメントについての
定義が示されて人々の権利を
守ろうとしているのです。
そこで一部ではありますが
下記に主なハラスメントを示します
①パワーハラスメント(パワハラ)
職場での立場を利用した
精神的・身体的な嫌がらせ
②セクシャルハラスメント(セクハラ)
性的な言動や不快感を与える行為
③マタニティハラスメント(マタハラ)
妊娠・出産・育児を理由に
不利益な扱いをすること
※男性に対するパタニティハラス
メント(パタハラ)もあり
⑤モラルハラスメント(モラハラ)
言葉や態度による精神的虐待や
人格否定をすること
⑥スモークハラスメント(スモハラ)
喫煙の強制や受動喫煙による
健康被害、不快感の押しつけ
(電子タバコや水タバコも含む)
⑦スメルハラスメント
体臭・香水など強いにおいによって
周囲に不快感を与える行為
⑧カスタマーハラスメント(カスハラ)
顧客や取引先による、働く労働者への理不尽な要求や暴言
⑨ロジカルハラスメント(ロジハラ)
正論を武器に、相手の気持ちを
無視して必要以上に追い詰めること
⑩アルコールハラスメント
飲酒の強要や飲めない人への
配慮の欠如
⑪不機嫌ハラスメント(フキハラ)
上司などの上の立場の人が
不機嫌な態度や表情、
ため息を繰り返し
精神的苦痛を与える行為
※逆不機嫌ハラスメント
(逆フキハラ)もあり
⑫コメントハラスメント(コメハラ)
メディアでの出演者の発言や
SNS上においての投稿や
動画においての発言が
配信映像を見ている人達や
投稿を読む人達に対して
精神的苦痛を与える行為
⑬紙面ハラスメント(シメハラ)
新聞や週刊誌の記事の内容が
読者に対して間違った印象を与え
憶測や誹謗中傷を引き起こし
対象者に身体的・精神的苦痛を
与える行為
⑭ホワイトハラスメント(ホワハラ)
上司が部下の意思に反して
一方的に甘い職場環境を与える行為
正直、こんなに身近にあるのかと
驚きと同時に一人一人がそれぞれ
己を守るために権利を求めた結果が日々生きにくい世の中へと
なっているのだろうと感じている。
ただ、それをしなければいけない
世の中を作ってしまったのも
人生を長く生きている私達にも責任の一端があるのは紛れもない事実です。
最後にハラスメントの種類は
年々増加している。これでは何でも
ハラスメントになるのかと
辟易するのと同時に、
伺った見方をすれば互いの権利を
主張して物事が進まなくなるだろう。これからを生きていく人達は
本当に大変な思いをしなければ
ならないだろう。
とある歌の歌詞で
“いいたい事を言えない世の中は毒”とされていたが今はそれもダメになってしまったのだろう。
歴代の先人達が戦って得てきた
権利や自由をとある国々のように
統制しなければならないのかと
正解のない答えに対して
答えを見つけようと生きていくために
必死に探しているのです。




