ほっと一息?喫茶店(その27)
それから色々たわいのない話を
していると
マスター【お話の途中で申し訳
ありませんが
皆さんおまたせしました】
とそれぞれの所に注文した
料理が並べられている
藤井【おお~これは美味そうだ】
清水【いい匂いね~】
桜井【お腹空いていたから
ありがたいです】
津雲【ちなみにこれは
何の料理なのですか?】
マスター【まずは
タイピーエン(太平燕)から
分かりやすく説明しますと
ちゃんぽんの春雨版かなと
具材とかは少し違いますし
本場とは比べ物には
なりませんが】
マスター【続いて一文字の
ぐるぐるですね
わけぎや小ネギを
さっと茹でて冷まして、
白い根元部分を芯にして
青い葉をぐるぐると
巻きつけて食べる料理です
お好みで酢味噌をつけて
食べていただけると
どちらも熊本の名物です】
藤井【それならばありがたく】
清水【そうね、熱いうちに】
桜井【食べて応援しましょう】
津雲【ちょうだいしましょう】と
それぞれ割り箸を
割って手を合わせて
藤井【いただきます】
清水【いただきます】
桜井【いただきます】
津雲【いただきます】
各々を一口ずつ食べ始めている
藤井【おお~これは美味い】
清水【美味しいわね~
しかも、春雨だから
健康でヘルシーだし】
桜井【ますます女の価値に
磨きがかかります】
清水【山本リンダみたいな事
言うわね~】
藤井【世界一の男だけ
私に触れても構わないかい】
津雲【本当に、このタイピーエンは
美味しいですね~
箸が止まらなくてなります
そして、一文字のぐるぐるも
良い箸休めです】
マスター【ありがとうございます
これで新しいメニューが
完成しましたね
毎回は出せませんが】
藤井【タイピーエンありますとか
書いてくれれば頼むよ】
清水【そうよ、能登とか
東北もね食べて応援よ】
桜井【あんまり食べ過ぎても
太らないか心配です】
津雲【そこはそれこそ
イケメンを見て
モチベーションを上げて
霞のようなチャンスを】
藤井【霞のようなチャンス
なかなか上手い事言うな~】
桜井【可能性はありますから】と
気合を入れて食べている
清水【変な男にだけは
引っかからないようにね
マスタータイピーエンお代わり】
と丼を差し出している
マスター【お腹の具合は
大丈夫なのですか?】
清水【小盛りでお願い】
マスター【かしこまりました】と
丼を受け取っている
津雲【そういえば桜井さん】
桜井【はい】
津雲【綱さんと野村さんて
今ドラマに出られてますか?】
桜井【ドラマですか?】
津雲【なんか見た事あるような
気がしまして】
藤井【夜のドラマはついているから
適当だけど見てるよ】
桜井【確か啓永君は
“名探偵のままでいて”
康太君は“大追跡”に】
津雲【あれですか?奥田瑛二さんの
香りを焚かせてくれないかで
始めまる謎解きの】
清水【あれなら1回だけ見たわ
何か偏屈なお兄ちゃんが
出てたけど】
津雲【それが綱さんだそうです】
藤井【まあ、役どころだからな】
津雲【あいにく野村さんのドラマは
見ていないので何とも
ラジオのパーソナリティを
担当しているのは
思い出しましたが
凄く緊張されている
案内をされていましたので】
マスター【桜井さんの横恋慕も
話のタネになりましたね
良い出会いがある事を
時の流れは早くて
お盆休みですから
英気を養って
夏を乗り切りましょう】
藤井【そうだな】
清水【熊本の人に比べたら】
桜井【そうですよ】
津雲【暑さを乗り切って
災害への備えもしましょう】
まだまだ話のタネは尽きませんが
今日はこの辺で失礼します…
一方で同じ頃の東葉日報遊軍部では
立花【キャップ、津雲さんは?】
小谷【気になる事があるからと
先程取材に行かれました】
立花【相変わらずフラリと
なんだかんだ言いながら
書いているじゃないの】と
呆れるように話している
佐山【仕方ありませんよ
津雲さんの事ですから
コラムが終わらない限りは
こんな感じになりますよ】
立花【納得出来ない事があると
勝手にいなくなるんだから
変な事してないと良いけど】
小谷【それは大丈夫かと】
立花【また、奥さんに連絡しないと】
小谷【そういえば部長は津雲さんの
奥様ご存じなのですか?】
立花【そうね、会社にも来た事が
ありましたしね、
まさに津雲の妻、ここにありね
いざという時は
肝が据わっているわ
男性の大事な所を
わしづかみにして潰したという
逸話があるくらいだから】
小谷【ある意味で津雲さんよりも
凄い人ですね】
佐山【された方は被害届は
出さなかったのですか?】
立花【出せば自分達の方が
捕まると判断したみたいよ
警察も被害届出すようにと
進めたけど頑として
首を縦には振らなかったと】
佐山【何者なんだろう】
小谷【強者ですね】
立花【見た目は普通の人よ
津雲さんを尻に敷いてる】




