↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
迷宮~新聞記者 津雲京介  作者: 村越 京三


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
281/304

珍しくスポーツ部とのやり取り(その4)

太陽の日射しが眩しさを増した

猛暑が続いている日の

東葉日報社内の出来事…

朝早く来て遊軍部に置いてある

発泡スチロールに土を耕して

シシトウの種を植えてからジョウロで

水をあげている津雲…

果たして育つかどうかをも

不安と楽しみにしながら…

遊軍部のドアをノックして開ける津雲


津雲【おはようございますって

   誰もいないか…しかし、暑い】 

   とエアコンのボタンの

   スイッチをポチッと押している


小谷【おはようございます!

   津雲さん相変わらず

   早いですね~】と

   ドアを開けて入ってくる


津雲【おはようございますキャップ!

   年々この暑さはきつい

   身体に堪えるんだよ】と

   苦笑いしている


小谷【年々暑さも湿度も高いと

   毎年きつくなってきてます

   からね】とカバンと置いて

   椅子に腰を下ろしている


権藤【おはようございます!】と

   ノックしてドアを開けて

   遊軍部に入ってくる


津雲【おはようさん、朝から珍しいな  

   高校野球で忙しいだろうに】


権藤【仕方ないですよ

   春から続いていますから

   スポーツ部のドル箱です

   他のスポーツもそれなりに

   盛り上がりますけど

   高校野球は別ですね~】と

   頭を下げている


津雲【高校野球は全国が始まっても

   地方では秋季予選が早くも

   始まるんだから

   昔は皮肉を込められてな

   テレビじゃ見られない

   川崎劇場みたいなものだよ

   かなり違うけどな

   ここもそうだけど

   チケット代も地区予選は

   無料なんだしさ

   観戦してほしいわな

   そこから未来の野球選手が

   生まれるかも知れないしな

   それに9月はアジア大会だって

   まあ、とりあえず座んなよ】と

   ため息をつきながらも

   椅子に座る様に促す


権藤【それではお言葉に甘えまして】  

   と椅子に腰を下ろして座る


中谷【おはようございます!】と

   ノックしてドアを開けて

   遊軍部に入ってくる


津雲【中谷さんもかい

   熱中症対策はしないとな】


中谷【バレーボールの

   ネーションズリーグも

   忘れないで下さいね】


津雲【いくら友達がバレーボール

   やっているからって】


中谷【男女共に頑張ってますから】


小谷【気持ちは分かりますけどね

   最近は人気と実力を

   兼ね備えつつありますからね】


権藤【選手人気が先ですけどね】と

   苦笑いしている


津雲【そう言えば前にあったな~

   二股やら、結婚していないから 

   自由だろよとは思うけどな

   当事者同士の問題を外野が

   口出すなよとは思うがな

   そのせいかどうかは不明だけど 

   海外でプレーしたい選手もな】


佐山【おはようございま~す!

   今日は朝から何事ですか…】と

   驚いた表情をしている


小谷【スポーツ部の二人がの

   嵐の前の静けさの前に

   挨拶に来られましてね】と

   腕を組まながら佐山に

   説明している


津雲【ほいよ】と取っ手付の

   プラスチックのコップに

   氷とコーヒーを入れて渡す


権藤【ありがとうございます】


中谷【ありがとうございます】


そういって二人はそれぞれ受け取る



佐山【津雲さん、私にも】


津雲【なんで】


佐山【近くにいるなら誰でも】


津雲【そういう事かい】

   そういって自分の分も

   併せてプラスチックのコップに

   氷とコーヒーを入れて渡す


津雲【ほいよ~】


そういって二人はそれぞれ受け取る


小谷【ありがとうございます】


佐山【ありがとうございます】


津雲【多少はウチらも

   補佐に入るからよ】と

   アイスコーヒーを1口

   飲んで喉を潤している


小谷【注目高には皆さんで

   それ以外は私達が回りますよ】


津雲【そこから別の話もあるからな】


中谷【それに関してなんですけど

   少しずつチア男子の人数が

   増えてますね】


権藤【数年前に映画になってたな~】


津雲【何かあったな~確かあれは】


小谷【まあ、盗撮被害が減るには

   良いかも知れませんよ】


津雲【その男子を狙う変質者も

   いるようだけどな

   思い出したよ

   昨年の夏の予選大会で

   神奈川と埼玉と愛知で

   盗撮犯が逮捕された件をな

   しかも狙ったのは男子ばかり

   別の取材で聞いたな~

   ウチの所はお客の睨みが凄い

   犯罪者なんて出してはならぬ

   なぜか他県からの人がな

   戦国と呼ばれるだけある

   ちなみに社会部には話したから

   記事にはなっているはず】


小谷【津雲さん、いつの間に

   そんな事を聞いてませんよ】


津雲【立花から報告があったはず

   だけどな~】


小谷【全くあなたという人は

   いっつも体力的にも

   きつくなってきたとか

   言いながら知らぬ間に

   ふら~っといなくなって】  


佐山【おかげ様で部長(デスク)からの

   雷を受ける身にも

   なってほしいですよ…】と

   ため息をつきながら話している


権藤【それでも前よりは遊軍に来て

   雷が落ちる機会は減ったかと

   まあ、スイッチ入った時は

   怖いですどね】


中谷【社屋にヒビが入るんじゃないか 

   くらいの雷ですよね】


津雲【あれくらいなら優しい方だよ

   今の所は大人しくしているよ】


小谷【どの口が言うんですか】


佐山【本当ですよ】

   

津雲【何の事やら、気のせいだ

   さて、ぼちぼち仕事しないと】


権藤【ありがとうございます

   津雲さん】


津雲【休める時な休んでおきな

   対応はしておくから】


権藤【それでは】と椅子から

   立ち上がり


権藤【失礼します】

中谷【失礼します】とドアを開けて

   遊軍部を後にする


津雲【今年はどんな筋書きのない

   物語になるのかな】


佐山【その後の地区予選も

   やらないといけませんね】


小谷【それはそれで楽しみですけど

   例の件はその後はどうですか?】


津雲【ここまで掴めないとは

   まるで袋小路ですよ

   その代わりのコラムですから】


佐山【しかし謎ですね~】


津雲【どこにいるのやら

   夜の蝶にもいないようです】


小谷【答えは後でとりあえず

   仕事しましょう】


津雲【今日も1日やりましょうかね】


佐山【もう、こんな時間】


そうして1日始まったのであります


小谷【デスクから報告受けたかな~】

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。