ほっと一息~喫茶店(その23)
コラム136弾が紙面に掲載された
その日の昼間、
津雲は仕事を抜けだして
もう常連客といっても過言ではない
毎度お馴染みの喫茶店(百音)へ
足を向けている。
店内では相変わらずの百音シスターズが賑やかにおしゃべりしているのだろうと想像しながら喫茶店(百音)の前についてドアを開ける津雲…
カランカランと音が鳴る…
振り向くマスター
マスター【上杉さん、
いらっしゃいませ!
お久しぶりです】と
コップを拭きながら
声をかけている
津雲 【こんにちは~
ご無沙汰しています
孫の面倒と定期検診ばかりで
なかなか来れなくて】と
苦笑いしながらも
挨拶している
マスター【いえいえ、こちらこそ
お顔が見れて良かったです
いつもので
よろしいですか?】
津雲 【今日はアイスコーヒーで
お願いします
そういえばいつもの皆さんは
どうされたのですか?】と
いつもの指定席に
ゆっくりと腰を降ろして
座っていく
マスター【もうすぐ来られますよ】と
話しながらサイフォンを
出してくると、お店のドア
が開き音が鳴る…
カランカラン…
藤井【こんにちは~おっ!上杉さん
久しぶりだね~顔見せないから
どうしたもんかと】と
話ながらいつもの指定席の
椅子に腰を下ろして座る
マスター【いらっしゃいませ】
津雲【こんにちは~ご無沙汰してます
定期検診と孫の面倒と
まさかの新人指導まで
最近はすぐに辞めてしまう
新人が多いので】
藤井 【上杉さんの所もかい
ウチも2人入れたんだけど
試用期間で辞めるとよ
賃金の高い会社へのな
マスター、アイスコーヒーで】
マスター【かしこまりました】
津雲 【こればかりはどうにも】と
苦笑いしている
藤井【賃金増えても物価高だから
都会はあまり変わらないし
マンションとかの家賃も
色々大変らしいからな】
津雲【いきなり2万円上がるとか
民泊にしようとかいう
中国系統の人とか会社とか】
藤井【何か規制をかけるやつかい
何か新聞で読んだけど】
それから互いにたわいのない話を
していると
再びお店のドアが開き音が鳴る
カランカラン…
清水 【こんにちは~マスター
アイスコーヒーお願い】と
入ると同時に流れるように
注文している
マスター【いらっしゃいませ、
少々お待ちください】
清水【あらっ!上杉さんお久しぶり~
お孫さんの面倒?】
と言いながら
いつもの指定席の
椅子に腰を下ろして座っていく
津雲 【こんにちは~
ご無沙汰してます
色々バタバタしてまして】と
挨拶しながら話している
藤井 【物価高と賃金の話を少しな】
清水 【確かにスーパーの店員だから
良く分かるわよ
少し前まで80円の品物が
今では100円とかね
それに人が来ないからって
ロボットを導入しようかとか
話があるんだって、
それこそ惣菜と清掃のね】
津雲【そういえばファミレスですと
ロボットが運んでますね】
藤井【人件費を削って
味のない雰囲気かい
それも何とも言えないわな
やっていくためには
仕方ないのかも知れないけど】
津雲【チェーン店だと少しずつ
増えていますけどね】
藤井【あとは総理のあれかい
誹謗中傷動画とか騒いでる】
清水【追及していた方の
誹謗中傷動画を引用して
拡散してたのが出てきて
これは許されるのかとか】
藤井【まるで因果応報で
信頼失うわな
後は辺野古の転覆事故かい
東葉日報と産経新聞しか
最初から報じていなかったな】
津雲【東葉日報の記事は
断片的なものでしかないと
この件に関しては
産経新聞があっぱれという事
だと津雲さんが話してました】
藤井【確かにな、産経新聞では
連日取り上げてるな】
津雲【少し前にようやく
地方番組で特集を組んで
放送していましたね】
清水【本当にどうなっているのかしら
亡くなれた高校生が可哀相で】
と少し涙ぐんでいる
津雲【とりあえず全てが
明らかになるのは、
知事選挙の後になるかなと】
藤井【知事は辺野古基地の
反対している運動の人達を
応援していたからな
ヘリ基地反対協議会だって
ここも色々問題あって
しかも、ボランティアと
言いながら金を取るとは
どこがボランティアだよと】
津雲【その辺りは今後明らかに
なると思いますよ
知事選挙にまで影響すれば
それこそ暴れる人達が
出てくるでしょうから】
清水【はいはい、暗い話はここまで
それよりもサッカーよ
ワールドカップ】
藤井【そういえば、惜しかったな~
でも良くやったよな~
格上のオランダに引き分け】と
腕を組みながら話している
津雲 【それでも勝ちたかったという
森保監督という話も
気持ちとしては分かるけど
2度も追いついたのですから
あとに2試合楽しみです】
清水【アメリカね~チケット価格が
あまりにも高いから
スタジアムには入れないわね】
藤井【食べ物も手が届かんよ
テレビで見るのが一番だわな】
マスター【お話の端を折るようで
申し訳ないのですが、
津雲さんおまちどうさま
です】とテーブルの上に
置いていく
津雲 【今日はさすがに暑いですから
はぁ~いつもの安定の味と香り
落ち着きますね~】とゆっくり
味わうようにストローで
吸っている
マスター 【ありがとうございます、
皆さんもいつものです】と
朗らかな笑顔を見せながら
もそれぞれの品をテーブル
に置いていく
藤井【これを飲むと夏本番だわな】と
同じくストローで吸っている
清水【本当にね、落ち着くわね~】と
勢いよくストローで吸っていき
早くも半分以下になっている
マスター【ありがとうございます】と
再び朗らかな笑顔を見せる
藤井 【マスターアイスコーヒーの
おかわりと追加で
冷やし中華を頼みます】
清水 【マスター私も同じで
アイスコーヒーのおかわりと
とナポリタンお願い】
津雲【マスターすみません、
私もアイスコーヒーの
おかわりと玉子サンドと
ミートドリアをお願いします】
マスター【はいお待ちください
上杉さんのは少し
お時間かかりますが】
そういって調理の準備に
取りかかる
津雲【大丈夫ですよ
今日はのんびりしないと
有給休暇使わないと
会社からも色々言われますし
しかし、冷やし中華なんて
あるのですね】
藤井【裏メニューというやつだよ
今度来たら頼むと良いよ
そこら辺の店よりも
味は美味い!
しかし、ワールドカップが
終わると】
津雲【来月は高校野球の予選ですよ
そして、9月にはアジア大会】
藤井【高校野球の地方予選は
ローカルで1日中
やってくれるから
ありがたいよ】
清水【私は見られないから
夜のダイジェストを見るわ
なんだかんだで見ちゃうのよ】
津雲【それと同時に暑さが
対策もバッチリしましょう】
マスター【日差しがきついですから
皆さんも熱中症には
気をつけて下さい】




