たまには遊軍部にて
この日津雲は珍しく遊軍部のデスクで記事をどう考えようか思案をしていたところ…
佐山「おはようございます。津雲さん珍しい~いつもフラフラしているのに~明日は雨?いや雪かも」とおどけながら話すと
津雲「たまには顔見せしろとデスクとキャップから電話でこれでもかと説教されたんだよ。」
立花「おはようございます」
全員「おはようございますキャップ!」
佐山「まさに、噂をすればですね~」と言い立ち去っていく。
立花「津雲さんおはようございます。珍しいですねここで記事を書くなんて」
小谷「キャップおはようございます。津雲さん何のネタを書くのですか?」
津雲「例の性加害問題の話だよ。うちの上層部が配信で色々話すんだとよ」
佐山「本当ですか?、炎上まっしぐらじゃないですか」
津雲「佐山の考えが大手新聞各社やメディアの発想だろうな。ただその発想なら今すぐに記者辞めろ。少なくても俺らは性加害の加害者だこの業界に携わると言うことはそう言った事だよ。」
小谷「確かにそうですね津雲さんの十字架の意味が分かりました。」
立花「たまには津雲さんの記事を書く姿勢も悪くないですね。」と感心している。
津雲「誰かさんがまぁ~長々と説教しましたからね~お陰で胃が痛いよ。そう言えばデスク、香織少し頼まれてくれるか」
小谷「津雲さんからお願いなんて。」
佐山「下の名前で呼ばないで下さい。で何をすればいいのですか。」
津雲「確証を得るのを手伝ってくれ。それが得られれば記事をかけるよ。
小谷「分かりましたやりましょう。」
佐山「貸しですからね。」
津雲「香織には山のような貸しがあるんだがな~まぁ一つ返すとしようや」
2日後 遊軍部にて
佐山「津雲さん。例の件間違いないですね。」
小谷「津雲さん。話し聞けました間違いないです。」
津雲「分かった助かった有り難う。」深々と二人に頭を下げた。
その日の夕方 コンコン
増山「はい!どうぞ~」
津雲「失礼します。専務少し宜しいでしょうか」
増山「構わないがどうした?」
津雲「例の性加害の件ですが確証得られましたので記事にします宜しいですね。」
増山「社長には私から話しておくから早く書いてくれ。他にスッパ抜かれる前に」
津雲「幾つかの週刊誌が掴んでいるようですが」
増山「それでも構わん」
津雲「有り難うございます。失礼します。」
翌日大御所お笑い芸人の性加害の記事は週刊誌の春分と本誌だけが報じた。