彷徨う出来事 No.10~芸能界の性被害とメディアの犯罪
今年ある若手俳優の会見が行われ前社長から性的被害を複数回受けたと告白した。
この会見を受け次から次へと被害者達が声をあげ始めた。
事務所側は前社長が故人のため第三者も含めた調査はするが
現時点では何とも言えないとのコメントを発表した。
昔からではあるが、この芸能事務所の前社長が事務所に入所した子供達に対し性的虐待を行っている
という噂は約30年以上前から上がっていた。
何回か暴露や被害を告白した会見はあったが、
メディア各社や他の芸能事務所に所属している人間は見事に無視し続け、いわゆる見て見ぬふりをしたのである。
メディア各社は色々事務所から聞き出そうとしているが、メディアの問題への姿勢及び体勢が
SNSでは集団いじめのお手本と言われる始末である。
まるで私達も被害者であるかの如くの姿勢ではあるが、
あえて言わせていただくメディアに携わる人間全員が加害者なのです。
いかなる理由や弁解があろうとも未来ある人間の人生を狂わしてしまった事は紛れもない事実だ。
これに、メディア関係者は反省というコメントを出したが詭弁としか言い様がない。
速やかにメディアに携わる全員が個別に検証する義務があるはずだ。
これでは様々な物事を報道する資格や
取材する資格は微塵もないと言わざるを得ない。
次に半世紀近くに渡り行われてきた少年虐待と言われる問題
被害に遭われた方々の肉体的、精神的ショックは計り知れないものがあります。
だからこそ当事者の人達に質問です。
①何故社長の存命中に声を上げなかったのか。
②2003年の判決が確定した後も声を上げ続けなかったのか。
③何故今なのでしょうか
社長の存命中であれば法的に罪に問う事や損害賠償請求が速やかにできた筈です。
そして何が行われてきたのか真実が明らかに出来たはずです。
例え恨まれても憎まれても社長の存命中に戦わなければならなかったのです。
ここは大きな謎だと言わざるを得ない。
是非見解を伺いたいものである。
それは今回の件で生涯十字架を背負う事になった人間からのお願いです。