季節に撫でられた心
掲載日:2026/04/02
君の知らないところで
僕は今日も息を整えている
ようやく春の匂いをまといはじめた
季節の巡りに背を撫でられながら
想う
何度も胸の中で裏返して
不器用なまま積み上げた
LoveとLikeの違いと
この心がどっちをしるしているのかを
今もまだ僕を悩ましている
ありふれた景色が
ふいに滲んで見えるのは
きっと君がくれたちょっとした
優しさのせいで
まだ名前のつけようのない感情が
そっと肩に触れてくる
そんな瞬間を抱きしめてしまっている
似てるようで違う
違うようでどこか似てる
たとえ小さな灯りでも
心に宿ったなら守りたくて
ひとつも落とさないように
大切にしたい




