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異世界おひとり様自衛官  作者: 柊真琴
◆その4:魔族決戦編
41/189

【エリカで殴られる魔族決戦であります!】

翌日の朝「RA2 industry」本社工場へ行ってみる

もちろん現在状況を聞くのものあるが、それ以外がメインだ。



『社長、食パンはマーブルが増えたから機械の稼動状況順調です』


竜五郎が言うと



『ゴーダチーズのほうは食肉業者からレンネットが入手出来たので仕込みとワックス加工後にクアドラツェルの山にあるコンテナのほうへ移動しています、こっちで温度や湿度を自動設定でもモニター監視できるのはいいですね』


一美もチーズ作製には結構強気だ



「順調に稼動しているのも結構だが…シスターから、それぞれの操作方法を含め詳しい事が昨日のうちに全員へ伝送されていると思うが、明後日までここを臨時休業扱いにして全員に協力してもらう事になるだろう」


『ついに…来るのですか』


『仕方ありませんね、行きましょう』


『支店はリーゼロッテに全部任せて行く事になりますか…』


『ふふふ、やってやるぜ!』


『社長、髪の毛は金にしておきますので』


「召集をかけたら、指定場所に転移を頼む」



後は…エリカの家にテレポート!



++++++++++++++++++++



『きゃっ!ショウ様…いらっしゃいませ』


偶然にも部屋で着替えしている所へそのまま出てきてしまうとは

でもたいして驚かれないところがまた。


「えらいタイミングで来てしまったようだ…」


『いえ、ショウ様なら…もう全部脱いでもかまいません!』


「ちょっとまて、今日は違うんだ」


そう言って、下着姿のエリカを抱きしめながら


「これから最大の敵と立ち向かわなければならない、もしかしたら…2度とエリカと会えないかもしれないから来た」


『うそ…そんなあああ!』


「全てが明後日で決まる、もしも自分が居なくなっても…エリカと子供たちが暮らして

いけるだけの資金はここに置いて行く、この袋には百万ファル大金貨で30枚入ってる、だからこれを万が一の時に…」


  パアァン!


エリカにビンタを食らった



『ショウ…様、どうして今から弱気になってるのよ…そんな考えじゃ、どうやっても負けるに決まってるじゃないのよ!ショウはもう私の中にいる2人のお父さんなのよ!う…うえぇぇん!』


今度は逆にエリカに抱きしめられてベットに押し倒される格好になった



「エリカ、そうだったな…やっぱり騎士団は強いわ、自分もこの世界で流されるように甘さが残ってたな、ごめんねエリカ」


覆いかぶさって泣きじゃくるエリカ、初めて見たかもしれない

エリカの頭を撫でながら決めたわ…絶対に勝つ、その前に


マクリミナス公爵家に、この事実をいつ言えばいいんだろ?

もう、決戦前に言わねばならない…今が潮時か。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



マクリミナス伯爵家へ全員を集めて緊急会議である



『全員集めて、どうしたねショウ殿』


「実は、大事な話があります…」


明後日までに、王都へ魔族が最大5000を越える規模で来襲する事態だという事

そしてその事はエマとユマが夢で見た予知の属性と合っていて

そのための撃退準備は整っているが…勝算は五分五分

原因は、自分が幼女と少女趣味で公爵家を滅ぼしたと間違った情報で攻めてきて

それに基づいて「時空の扉」を魔王が開けた為に自分の時間展開にズレが生じ

茜がラムネ湖の小屋で「子供が欲しいから孕ませて」と言った発言がその日のうちに

違った所で逆作用したらしく


アクア・ファル共和国、第206騎士団魔法女性騎士、エリカ・ローゼンミリアに

双子を孕ませてしまい、その理由が親が2年で死亡する病にかかり大怪我をするか

妊娠しないと除隊できないから腕と足を消失しても四肢再生の魔法で戻した

命の恩人の子供を未婚でも育てると聞かない有様なので逆に見捨てはしない事も



「ずっと、この事が引っかかっていて、いつ話そうか考えていたのだけれど、今回は…生きて帰れるかわからないから話しておきます、あと今回の魔族との争いはリディア・アリス・茜…誰も連れては行かない、サーティCICから伝送した通りだ」


『イエス、マスター!…私もここへ帰ってこられないかもしれませんね』


『主!私の一言でそんな事が…右腕の私を連れて行ってください!』


『旦那様!魔法少女のアイテムを貰って左腕になったのに…どうして!』


「5000だぞ、数が多すぎる…未だに勝てる気がしない、向こうで万が一自分が居なくなった時のための生活費を渡したら逆にエリカから殴られるし、弱気になっていたら負けるだろうと、でも勝手に女を作って孕ませてが頭に残るとやっぱり勝てる気がしない…もう責任をとってシスターズと勝負に行きます」


『ショウ…あんた…黙って聞いてれば、こらあああ!』


  ボグゥア!



いきなりリディアにグーで殴られた、グーだよグー!油断してたらいってええええ!



『ショウ…あのねえ、ここに居る私とアリスや茜を大事にしてくれたら外に妾の10人や20人作っても孕まそうが認知してたら文句は言わないわよ!なぜ言わなかったのよ!どうして1人で悩んでいたのよ…怒らないから早く言ってよおおおお、うわぁああん!』


ここまで立ったまま大号泣するリディアは初めて見た…

抱き寄せてから


「もっと早く言えばよかったのかもしれないけど、どうしていいかわからなくて」


『ショウの悩みに気がつかなかったリディア、正妻失格よお!うわぁぁああん!』


『ところで、その子供って男か?女か』


「父上、鑑定眼で見たら男女1人ずつ身ごもってました』


『ショウ、エリカさんって何人暮らし?』


「母上、確か母親が1人ですね…病気と言っていましたが上級ポーションで治してしまったので健康体へ戻りまして、どうしようかと」


『そうですか…ショウ、今回の騒動が終わったら、エリカをマクリミナス家に迎え入れます、そして生まれてくる子を跡継ぎにします、母親は義母として屋敷に住んでもらってかまいません』


「え…ええええ!ヤマトと楓をですか」


『旦那様、もう名前を決めてる…えっちな人は何でも早い』


「誰がえっちだ誰が!」


『主、それは私が孕んだとき貰う名前だったのに…泣きそう』


「その時にはちゃんと名前を考えてあげるから」


『主、絶対ですよ!ところで…私も黒竜で参加させてください!』


「黒竜か、そういえば今回の騒動は参加させろと言っていたな…よし参加せよ」


『御意!』


『旦那様、私も…ラブリーアリス・アルティメットまで魔法少女変身します!』


「わかった…あそこまでいくとお嫁にいけなくなるレベルだぞ」


『大丈夫です…セールリオン公爵の所に何かを捨ててきたので』


アリス、その遠くを見る目がすごく怖い…



「今回は目標が自分だけだと思う…機動型鎧青竜を装着していても危ないかもしれない


『『全力でお守りいたします!』』


『ショウ、今回は私も参加は…無理そうね』


「工場メンバーの他にシスターズも全員参加だから…よし、行くか」


いつものレシーバーマイクでシスターを呼び出し全員をスタンバイしてもらう

これで一美・双葉・美来・竜五郎・丈も移動しているはずだ。

CICに居るのはイレブンとシスターでナインとサーティと…今回の総指揮は

イチナナである、どうも一番気合いが入ってるらしい。



「アリス、茜…行くぞ、その前にリディア行ってくるぞ」


『ショウいってらっしゃ…んんっ!』


「じゃあ転移ポイント知らないだろうから手を繋いで【テレポート】」


『ショウ!いきなりぶっちゅして行くんですか…もう!』



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



『主、なんですかこれは…』


「船のブリッジだが、一美、推進機関は正常に起動してるか?」


『グラビティシステムと魔道炉変換器及び推進機関に問題なし』


「双葉、管制システムに問題ないか」


『敵味方識別及び攻撃演算に問題ありません』


「美来、第一及び第二砲塔と多連装砲は大丈夫か?」


『主砲及びプラズマ魔力砲と後方多連装砲は稼動問題ありません』


「竜五郎、出向前準備は大丈夫か?」


『重力システムと噴射系統異常なし、魔道値及び魔力出力正常いつでも出れます』


「丈、右舷格納庫の鳳凰は出られそうか?」


『ああ、大丈夫だ…問題ない』


「ナイン・サーティ、レーダーとオペレーション大丈夫か?」


『レーダーシステム及びオペシス異常なし』


『欲しがりません勝つまでは』


「誰だ2人に必勝ハチマキ作ったのは…さて、行くぞイチナナ!って、その薙刀どこから持ってきた!内務班に立てておいたアレか」


右手で持っている薙刀の後ろを床にカーン!と叩き音を立てて大声で



『抜錨!目標魔族集団前…月光、出航!』


『重力アンカー全解除!目標、魔族集団前を逆算開始…転移開始します』


一気に魔族の集団前に出た、王都から200kmぐらいの所か

しかし全長150m全幅最大50mを作るとは

急ごしらえだからインゴットをブッた切って横に3つ合体させたような形だから

カッコいいかどうかはおいといて…しかし船体前側に白の筆文字で大きく斜めに

『月光』と書き入れるようにはしていないのだが、イチナナ…

終わったら光ファイバーの刑な



+++++++++++++++++++



『主、黒竜を呼びました…上空で待機しているそうです』


「わかった、アリスはすぐ変身できるから待機していてくれ、集団に正面ではなく左側を見せる状態で待機、後方多連装砲と集団前に左90度でセット…いつでも撃てるようにしておけ」


『旦那様、どうするのですか?』


「親玉とタイマンはってくる…話し合いだ」


機動型鎧青竜を装着状態にして音声拡声モードを使用し



「自分がセールリオン公爵家をブッ潰したショウ・マクリミナスだ、用があるやつは、出てこいやぁー!」


『魔族の王、ゴルゴゾーラだお前か…自分の幼女趣味のために公爵家を潰した奴は』


「…アクア・ファル共和国で聞いたが、間違って逆に聞いてる奴がいると…お前か」


『ど…どこが間違ってるというのか!』


「公爵家の大元を潰した時の証拠画像があるよ…あまり見せたくはないが」


グルックリン公爵とコスビッチ内務大臣が泣き叫ぶ幼女や少女を

無理矢理ピーーーー!な事をしまくる動画を

見せてあげました…機動型鎧青竜の胸の高速で光るランプ部分を

高輝度ワイド液晶に改造してあったので、こーゆー使い方が出来るのかと。



「で、どーするのよ…ここで戦争か?」


『確かに私が間違って聞いていたようだ、自分の娘が襲われるんじゃないかと』


そこまで聞いた段階で黒い液体が弾丸のように飛んできて機動型鎧青竜が

一気に溶け出してきた!衣装変換で戦闘服に…間に合った!



「不意打ちか!一対一で話してる最中に、この卑怯モノめ!」


『違う、私ではない!』


レシーバーマイクを付けて月光とシンクロする

事前にコード番号は仕込んではあったからよかった。



「月光!第一砲塔、第二砲塔、後方多連装砲発射を開始!」


『了解しました!』


口径のデカい2連魔力砲が2台と艦橋後方の口径が小さいが連射しまくる

42連魔道砲はハンパじゃない、集団が片っ端から細切れで吹き飛んで行く


「丈!鳳凰テイクオフ!で後方の集団を攻撃しろ」


『承知!』


鳳凰、月光内部に収納された1人乗りの戦闘攻撃機…重力制御な三角形の定規の上に

エンジンを2機付けたようなモノだが、月光と同じく黒宝結晶石で

コーティングしてあるので丈夫なはず…幅が30m長さが40mもあるのが難点だが。



『自動判断型魔力機銃、掃射開始』


機体の下に2連型回転式機銃がぶら下がっていたら魔弾の雨が降ってるのと同じだろう



[茜!黒竜のブレスで攻撃しろ]


《御意》


黒竜の怖さは魔族でも判る様で逆に逃げます、でも一気に溶かされます

あ…アリスが出てきた



『旦那様を…絶対に許さない!ラブリーエモーション!プリティラブリーエクスチェーンジ!』


『縞パンツだけでは終わらせない…キュンキュンラブリーハイパーチェーンジ!』



うわー全裸からすぐ透過光状態で安心したが甘かった!

パンツじゃないけとピッチピチの光沢レオタードみたいのでブーツと手袋は

さっきとピンクと白が逆の配色だけど…ピンクのレオタードみたいなのが

超ハイレグで尻が食い込んで…完全にTバック状態なんですが!


背中にウイングみたいな銀色の羽根とボンベみたいなパーツを背負って飛んでるし

後ろにアームみたいな何かが刺さっているのが気になる、あと跳ね上げているが

ヘッドフォン付属の片目スコープに髪の毛は巨大ツインテール化してるぞ



『ラブリーアリス!アルティメット!宇宙の彼方へ昇天させてあげるっ』


『ラブリーランチャー!』



背中のアームみたいな棒が2本、肩から前に突き出してくると

ピロロロン~♪と軽快な音と共に七色へ輝き出した、そしてスコープが降ろされる


『らぶぃりビックハート!』


『ターゲット…おーけーっ!らぶらぶきゅんきゅんっらぶきゅんきゅん!』


アリスの前に50mのデカいハートが出来上がってきた



『ラブリーランチャー!ずっきゅーん!』


手でアリスがハート型を作ると勢いよくハートが魔族に飛んで行く


当たった魔族は浄化されたが如く周辺までみんな消え去っていった

ラブリーアリス!アルティメット!何度も必殺技を出しまくりです…



「聖魔剣ブリュンヒルト、魔力投入…ふううぅぅうう~」


カレン王妃の手ほどきのおかげで、魔力の制御が出来るようになり

平均的に魔力の投入が可能になった。



「ふぉぉおおお…せいやああぁぁああ!」


横一文字切り一撃で100人ぐらいが真っ二つになり残りが逆に逃亡していった

月光に当たった魔族の攻撃は黒宝結晶石コーティングのおかげで全く通じないし

そろそろ時間も経過しているので終わりにしよう…念話で2人を戻すか



[茜、アリス撤収しろ…一気にカタをつける、自分もこれから月光に戻る]


《主、了解しました》


《旦那様、ラブリーアリス戻ります》


「鳳凰は月光の上空から援護射撃にあたれ、全員に告げる…プラズマ魔力砲スタンバイ!あと約3000ぐらいなら、一気にカタをつける!」


先頭部分上面が開き大きい砲塔が1個出てきたと思ったら

少しだけ回転しながら伸びていった。



『取り舵、9時の方向!砲塔及び後方多連装砲の魔力をプラズマ魔力砲へ回せ!』


イチナナ…左手を前に出して気合いが入ってます

鳳凰で月光援護射撃以外の自分も含め茜もアリスも月光に戻りました

黒竜も後方にある多連装砲の上に乗って休んでます、デカくて四角いからなあアレは。



『プラズマ魔力砲ターゲットロック完了、魔力充填完了…いけます』


「よし…プラズマ魔力砲発        」

『まったぁあああああああああああああ!』


「誰だ!船内の音声回路を使ってまで邪魔したのは!」


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