幕間:ダキシン=オフミⅤ ~夢の世界の子ども~
こんにちは、星見です。
最近は毎日に刺激を取り入れようと、色々しています。
ファッションに拘ってみたり、あちこちを散策してみたり、創作の刺激になったり、それ以外の刺激になったり。何故、行動に移さなかったのか、後悔しています(涙)
そろそろ中盤……には入れたらいいなと思いつつ、伏線をばらまきまくったので回収が……
ではまた次回お会いできることを祈りつつ……
Interlude in
ダキシン=オフミは大学を卒業後、一般企業に入社した。
入社してすぐに取締役に任じられた。
これはダキシンが何かしでかす前に、机に座ってハンコだけ押す仕事をさせておけば、実害は少ないと社長が判断したからである。
社会人となってからも、ダキシンの放蕩ぶりは変わらなかった。
女子社員へのセクハラは可愛いもので、女子大生の誘拐監禁に始まり、会社の金を横領し、その金で奴隷を買い付けるなどやりたい放題だった。
それでも社長をはじめ経営幹部は容認した。
それはとりもなおさず、彼の父、ダキシン=ポコツンから多額の支援があるからだ。
社内の不祥事は金と権力でもみ消せば、わが社は安泰だ。
だが、彼らの想像を遥かに上回る不祥事が起きてしまった。
「ボク、騙されたんだ。七兆円を外国の企業にあげちゃった」
取締役会でのダキシンの発言に、誰もが気を失いそうになった。
そのデータは秘書がモニターに映し出している。
「ダキシンくん、なぜこんなことを……」
絶句する社長に対して、ダキシンは悪びれずに
「だって、お金あげたら、ボクをほめてくれるからだよ。ボク、もっともっとほめてほしいんだ」
幼稚園児を取締役にしてしまった。
わが社は終わった。
「七兆円くらい簡単に取り戻せるでしょ? ボクのパパは百兆円のお金を動かしているんだから、君たちにでもできるでしょ?」
この大きな幼児は金を稼ぐということの大変さを知らない。
一円を稼ぐためにどれだけの努力が必要かを知らない。
もう駄目だ。
社長はその日、失踪した。
そして、ダキシン=オフミは、父ポコツンに呼び出しを受けた。
Interlude out
こんにちは、星見です。




