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決意





 組合の一斉検挙が行われた


内容は未成年の学生の長時間拘束、並びにその隠蔽、そこから紐を引くようにどんどん組合のしていた行いがばれていった。

その結果、組合の責任者そして今回のヒナの拘束に関わった人間10名以上を逮捕した

現在身柄は軍が管理していると報じられた。




 学園の休日が終わりいつもの生活に戻った


「ねぇあのニュース見た?」

「あー見た見た! もう組合は終わりかもねぇ」

「流石にねぇ」

朝の生徒達の会話はこの話題ばかりだった

「それにあのニュースの外部の協力者って誰なんだろうね」

「あ~、私は四上家のだれかだと思うんだよねぇ」

「あ、やっぱり? 私もそう思う!」

「やっぱり武尊君とかなのかなぁ」

この日の朝報じられたニュースには逮捕の他にもう一つ情報があった

今回の件には軍、警察の他に外部の協力があったと



 「ねぇ蓮也、やっぱりあのニュースは気になる?」

武尊は右横から覗き込むように蓮也を見た

「まあな、でも今のところお前が協力者ってなってるからこれ以上何も考えることはないよ」

「まあ、そうだよねぇ」

「でもなんでそんなことをニュースは報道したんだろうね」

「あぁそうだな」

蓮也はその噂を流した張本人や、テレビが取り上げた理由などはどうでもよかった

今は横にいる彼女と昔と違う緩やかな生活が送れればそれだけでいいと思っていた



 3人はそのような真剣な話からたわいのない話をしながら歩いていると

「おやおや、両手に花じゃないか蓮也君?」

後ろから茶化すように声をかけられた

「ヒナはともかくなんで武尊を花にしなきゃならないんだよ」

声をかけてきたのは蓮也の幼馴染である仁也であった

「いや~朝から雰囲気だけで惚気られるとちょっかいをかけたくなるものですよ」

そう言いながら仁也の後ろから顔を見せたのは同じく蓮也の幼馴染で仁也の恋人の葛葉だった


 「そういうお前らもいつも一緒だろ?」

「まあねぇ~」

葛葉はヘラヘラしながら仁也の腕に自分の腕を絡ませる

「あ~はいはい、分かったから早く教室行こうよ」

武尊は呆れたように先に歩き始めた

そんな彼についていくようにみんな歩き出した



 「あらおはよう、みんなそろっての登校なのね」

「こう見ると凄いメンバーよね」

教室に着くとそこには綾子と真由美が机に向かい合って座っていた

「おはよう、確かに濃いメンバーではあるな」

最近学園では蓮也にヒナ、仁也、葛葉、真由美、綾子、武尊の7人でいる

四上家と知られている武尊、真由美、綾子に加え、武尊に勝ち複数のAクラスの生徒相手に無傷で勝ったと噂となった蓮也、そして整った容姿と蓮也の許嫁のヒナ

そして普通の生徒ながら四上家と並ぶ実力者と噂されている仁也と葛葉

この7人が集まっていて注目が集まらないわけがない



「やっぱりこのメンバーって目立つのかねぇ」

武尊が周りの視線を気にしながらポツリと言う

「仕方ないんじゃない?」

綾子や真由美は常に注目されているから慣れているのか

そこまで気にしていないようだった。




 前日までのドタバタからは考えられないくらいのゆったりした時間が流れていた

「そういえば烈斗さんは今何してるの?」

午前の授業が終わり蓮也と武尊は中庭の端のベンチに2人で座っていた

「あぁなんか今出張に行ってるよ」

「へぇ、どこ行ってるの?」

「場所は知らないんだよな」

「そうなんだ、でも烈斗さんが行くんだから相当だね」

「そうだな」

蓮也の父烈斗は西条家の当主なだけあって実力は相当なものという噂がある、なぜ噂だけなのか

それは彼と共に任務に同行するのは今の呪霊師の中でも

トップクラスの人間だけ、そのような理由で彼の戦闘、能力までも知っている人間は少ない



 「蓮也は烈斗さんにどれだけ善戦できる?」

武尊はずっと気になっていた1つに疑問を口にした

武尊は蓮也が強いことを身をもって知っている

しかし、武尊は蓮也が烈斗に勝てるとは思っていなかった

だから、善戦できる? という表現をした

だからこそ蓮也の発言に武尊は驚きを隠せなかった

「そうだなぁ、能力無しの単純な戦闘だったら全く歯が立たないだろうな」

「じゃあ、能力ありなら?」

「負けるとは思わない」

蓮也は自分の実力をしっかりと理解している

だから勝てない相手にはちゃんと勝てないと言うと武尊は思っていた

そんな蓮也が能力ありでなら負けないと言った

そのことに武尊は興奮が抑えられなかった

そして、その勢いで蓮也にある頼みをする




 「それならさ、僕を弟子にしてくれない?」








久しぶりの投稿です

こんなに間が空いてしまって申し訳ないです

またこの後も不規則な投稿になってしまいますがよろしくお願いします

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