第187話
そして…
ーズダンッ!ー
ついにアスカが倒れこむ
「…あぐ…!あぁ…」
「おいおい…まだ16発…後1発残ってるんだよ?寝るんじゃないよ!」
「ぐ…あ…」
「…?なんだ?言いたい事でもあんのかい?」
ーグイッー
ヒトミさんがアスカの胸倉を掴む
「…ま…まい…ぁ…」
「あ?聞こえないよ?」
「参った……!勘弁…してくれ…」
ーグタ…ー
負けを認め、胸倉を掴まれたまま気を失うアスカ
「ち…残り1発は勘弁してやるか」
ードサッー
ヒトミさんはアスカを地面に放る
「あらら〜負けちゃったわぁ!アッハハ♪」
ローラが楽しげに、笑いながら叫ぶ
「おー…痛て…あんにゃろ…めちゃくちゃにぶん殴りやがって…」
ヒトミさんがこちらに戻ってくる
「さーてぇ…私の番ねぇ…」
ローラが立ち上がり、棒を回す
ーヒュン!ヒュンヒュン!ー
ニコニコ顏のローラに私は疑問をぶつける
「あ…アンタ…仲間がやられて悔しいとか心配する気持ちとかはないわけ?」
「…フフ…ま、これが事実だし…」
ーゴンー
倒れてる仲間のアスカの頭を軽く蹴るローラ
「…コレの代わりなんてすぐ出てくるわよ」
「仲間に…なんて事すんのよ…」
「…さ、かかってらっしゃい♪子猫ちゃ〜ん♪可愛がってあげるわ!」
ーヒュヒュン!ヒュンヒュン!ー
ービシィ!ー
回転させ、最後に棒の先端を私に向けるローラ
「…舐めんじゃないわよ…!」
ーチャキ…ー
私も再び日本刀を構える
ージリ…ジリ…ー
お互い、距離を見計らい間合いを取る…
「ンフフ♪このロッドが怖いかしらん?」
「………」
ロッドって言うのか…あの武器…
ーヒュン!!ー
「!!」
突如、ロッドで突きをしてくるローラ
ーヒュン!ヒュン!ー
ーズドッ!ドカッ!ー
「グフッ!」
ロッドの動きが速く、いくらか攻撃を喰らってしまう
ーヒュンヒュン!ヒュヒュン!ー
「く…!…く!!」
私はギリギリの所で避ける
予備動作がまるで無いわ…!
攻撃にはそれに伴う前段階の予備動作がある
例えば、拳でパンチを繰り出せば、振りかぶる小さな動きがある
武器ともなればなおさらだ
しかし…あのロッドの突きは凄まじく速い!
「フフ…避けるのにいっぱいいっぱいみたいね」
…くそ…
ニヤニヤと…
しかし…あのロッドに対してどうすれば…!?




