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限りなく真っ白に  作者: ちび太
消えてしまいたい
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黄ばんだ天井。

いつの間にこんなに汚くなってしまったんだろう…


天井も壁も、あたしの心も。


気が付けばあたしはもう18歳。

昔見ていた天井は真っ白で、あたしの心も真っ白だった気がする。



「ねえ、あたしって汚い?」



あたしの横で愛犬のマナが不思議そうに首をかしげる。


ふふっ、マナに話しても言葉なんか分かんないよね。


あたしは、なんだかおかしくなってマナに微笑みかける。

相変わらずマナは何も分からないって顔で首をかしげている。



「かずほー、ちょっと洗濯物手伝ってー。」


「は?今あたし勉強してるやん。

なんでりんちゃんに言わんの?」



母と妹の声が聞こえた。


妹は、ごろごろしているあたしを見ながら不機嫌そうに勉強する手を止めた。

あたしがそれを見ている事に気付くと、さっと目線をそらし立ち上がり母のもとへ。



「うざ…。」



小さく妹が言った言葉で胸がズキンとなった。


消えてしまいたい。

家にいても辛い。

あたしは何処で安らげばいいのだろう。


涙が出そうでもあたしはこらえる。

泣いたら負けな気がして…。


一人ぼっちなあたしを認めたくなくて。

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