ゴブリン侵攻ー2
水曜日の分です。
本日二話目です。
奴らは俺たちを狙ってる。
「やはり、行くべきだ!」
「おにいちゃん?」
「大丈夫なの?」
「ああ、邪魔にはならないだろう。
この間みたいな化け物じゃなきゃやれるはずだ。」
「分かりました。行きましょう。」
__城塞・外 約1km__
「ふん。人間どもが、わらわら群がりよって。
野郎ども、片付けろ!」
「オォー!!」
ドゴッ!
「くそ、数が多い。右舷の雑魚どもからやれ!」
「奥にヤバい奴がいるぞ。
雑魚は手っ取り早く消せよ!」
ザッシュッ!
ダッ ダッ ダッ ダッ ダッ
「漸く辿り着きました。」
「くそ、既にやりあっている!」
「まずいねぇ。私たちを狙っているだけなら
何の問題もないんだけどねぇ。」
「何かもっとヤバい空気だよね・・・。」
ゴブリンの大軍がストラテスの兵士たちと
殺し合いをしている。
「グギャギャギャ!殺ス!」
「うわぁー!」
俺の目の前で大男がゴブリンに
殺されそうになっている。
(くそっ!あーもう!こんなんばっかだ!)
「オラァ!」
ドゴッ!
「ギャーー!」
「ナニモノ?!」
「大丈夫ですか?」
「はい。ありがとうございます!
えっとー、・・・あなたは?」
「話は後だ!」
「隊長、アレ!」
「ん?あいつがお前等がビビった相手か?」
コクッコクッ!
「ほう。よし。俺が出る。」
のしっ のしっ のしっ
奥の方から大柄で体格のいいゴブリンが
歩み寄ってくる。
アレが親玉だろうか。
俺たちを仕留める気みたいだ。
俺はゴブリンどもにはなかった
危険なモノを感じ取った。




