前へ目次 次へ 9/161 草原の果ての人家 見難い火傷の子9 草原の果ての人家 しばらく歩いた。一日くらい?不思議と疲れない。 腹も減らない。現実?不思議な感覚だった。 何処までも続く草原、何処までも続く空。 何日も何日も…時は過ぎているはずだが気にならない。 そして… 人家が見えた。人が居る。やっと人に会える。 歩きが早まる。 家の前まで来た。 息も切れてない。 なんだろう。この感じ。 夢の中の出来事か。 扉を叩いてみる。 ドンドンドン。 すみませーん。だれか居ませんか? すると中から戸を開ける音がした…