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見難い火傷の子  作者: 清風
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黒い絨毯

挿絵(By みてみん)挿絵(By みてみん)挿絵(By みてみん)

見難い火傷の子76


黒い絨毯


ドワーフ王国

人間には購えない大自然の脅威がある。

何もかも食べ尽くす流離い魔蟻がいる。

それは爆炎の事ではない。

流離い魔蟻がドワーク王国王都に向かって居る。

ドワーク国民にして脅威。

余命宣告された状態。

誰しも諦めて神に祈るのだった。

冒険者全員もギルド職員も含めて爆炎リーダーを見た、なんとかしてくれの眼差しで。


リーダーは

「今日も奈落珈琲は美味いと…」

と呟いた。

すると全員転けた。

ゲンドウは言った。

「爆炎の諸君。なんとかしてくれ。」と。

じゃコカトリスの卵と小麦粉と片栗粉用意して。

なぜそんなものを…不思議に思うゲンドウであった。


コカトリスの卵と小麦粉と片栗粉を前にしてリーダーは

「本日はお日柄も良く、流離い魔蟻かき揚げ日和です。

みなさん思う存分魔蟻の珍味をご堪能下さい。」

迫る脅威の前に立つのは箸やフォークを手にした面々。

喰う側が喰われる側になった幕開けである。

爆炎は次々と流離い魔蟻をかき揚げにしていった。

死闘三時間。食材は悉く調理された。

余った分は冷凍食品行きである。

ここにドワーク王国王都の戦いは決したのである。

人類の食の勝利。

勝利の雄叫びが上がった。

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