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見難い火傷の子  作者: 清風
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入鹿出新田

挿絵(By みてみん)

母の離婚と帰郷

折檻を続けた父親はとうとう見切りを付けて離婚した。

見難い火傷の子を残し、健常者の妹を引き取り出て行った。

見難い火傷の子と母は地元の入鹿出新田に戻ってきた。

入鹿池に住んでいた者たちが入鹿から出て新田を作った地名。

お寺と神社がある村。

3mくらいの道幅の舗装されてない凸凹の道を挟んであった。

そこを毎日一気にかけてゆく園児がいたことを覚えている。

円昌寺と神明神社。お寺は保育園を運営していた。

白雲保育園。

その村で暮らし始めた。

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