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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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第五章 お客さん何か間違えていませんか?

文章のフォーマットを統一しました。

 男「突然だが俺は2年A組の赤崖三上あかがけさんじょうだ」

 声が聞こえた。

 ねえ誰この人。

 誰だろう初めてみるけど。

 赤崖「つつきあってくれ」

 声が聞こえた。

 え何何なのサプライズあダメだ。

 驚いて。

 僕「えーーー」

 混乱して。

 僕「おお客さん。何か間違えていませんか?」

 ある部分が混乱を表してます。

 声が聞こえた。

 お客さんどういうことあダメだ。

 僕「僕は男ですから。男装女子じゃないで

 すよ」

 赤崖「いいんだ。俺は顔がかわいければそ

 れでいいんだ」

 声が聞こえた。

 まただ。

 ままたですか?そうなのです。この顔のせ

 いで時々こんな人があらわれます。パット

 見は美少女にしか見えないこの顔ですが男

 としては嬉しくないです。まあ前はことわ

 るのが大変でしたが今はたぶん。そろそろ

 そろそろかな。いつもいつもいつものごと

 く走ってくる音が。

 声が聞こえた。

 音はするけどくるかな。

 くるよ。

 声が聞こえた。

 どうしてわかるの。

 それはあの人がただの変態でなくとんでも

 ない変態だからだよ。だから困るんだけど。

 声が聞こえた。

 きっとくる。きっとくる。きっとくるかな。

 くるよ。あの人はビーストだから大変な事

 になるよ。

 「タッタッタッタッ」 

 高樹「尻ーーー」

 赤崖「尻?」

 高樹「私の尻ーーー」

 赤崖「私の尻?」

 高樹「私の尻ーーーになにをするか?」

 声が聞こえた。

 来たよ。

 来たねでも私の尻か。

 声が聞こえた。

 尻冥利につきるね。

 変な事言わないように。

 声が聞こえた。

 ふっ。キャラットは誰にも止められないの

 だ。

 こっちもビースト化なのか。

 声が聞こえた。

 尻冥利尻冥利尻冥利尻冥利尻冥利尻冥利。

 やめなさいやめなさい子供ですか?

 声が聞こえた。

 キャラットが子供。フン。どっちだと思う。

 おどろいて。

 赤崖「えーいやあなたの尻には用はないん

 ですが」

 高樹「ききさま。私の尻には魅力がないと

 いうのか?」

 声が聞こえた。

 すごい尻の事で盛り上がってる。尻だよ尻

 尻ですよ。

 言わないで。

 声が聞こえた。

 誰の尻かな。んん。

 僕ですが何か。

 声が聞こえた。

 何にも。

 意味深だな。

 赤崖「じーいえまあ言いにくいんですがな

 かなかよろしいかと」

 たしかに先輩のはいい形をしている。

 声聞こえた。

 えやっぱり狙ってるの。

 高樹「んやはり狙ってるではないか?」

 赤崖「いえ特に尻を狙ってるわけではあり

 ません。か感想を言わせてもらったまでで

 す」

 普通に感想を言っただけです嘘はつけない

 ので。

 声が聞こえた。

 嘘。本当。

 そうです本当です。

 声が聞こえた。

 あやしい。

 あやしくなんかありませんのよ。

 高樹「そうなのか?」

 赤崖「そうです」

 高樹「では立ち去るがよい。私の尻に悪い

 虫がついては困る」

 声が聞こえた。

 あははははは。あははははは。あはははは

 は。尻に虫がつくってどんな虫なの。

 それを知ってどうする。

 声が聞こえた。

 いやー飼ってみようかと。

 やめなさいどうなってもしりませんよ。

 声が聞こえた。

 えーつまんないつまんないつまんない。

 何が。

 声が聞こえた。

 なんだろう。

 終了。

 赤崖「えーいや俺は彼に話があるんであっ

 て」

 話か。

 声が聞こえた。

 え毎度バカバカしいお笑いを一席。

 それは咄家。落語家の事でしょう。

 高樹「それは」

 赤崖「それは?」

 大きな声で。

 高樹「それは私の尻だー」

 めちゃくちゃびっくりして。

 赤崖「えーーー」

 その後しばらく沈黙が続きます。しばらく

 して叫びながら。

 赤崖「意味が意味がわからないんですけど

 ー」

 僕もわからないんだけどな。

 本当に。

 声が聞こえた。

 わかる気がすると思っていた。

 どっちだよ。

 高樹「おまえはバカか?私の尻と言ってる

 だろうがそんな簡単なこともわからないの

 か?」

 赤崖「わわかりません。どうして私の尻に

 なるんですか?あなたの尻はあなたについ

 てるじゃありませんか」

 そうだそうだもっと言ってやれ。

 声が聞こえた。

 そうだそうだもっと言ってやれといいまし

 た。

 お話じゃないんですが。

 声が聞こえた。

 お話じゃないんですがといいました。

 植木です。もう何て言っていいかわかりま

 せん。

 声が聞こえた。

 わーい勝った勝った。

 植木です。よくわからないけど負けました。

 声が聞こえた。

 どんまい。

 植木です。どんまいと言われました。

 植木です。植木です。植木です。植木です。

 高樹「ん。これのことか?これはオプショ

 ンだ」

 さらに驚いて。

 赤崖「えーーーオプションなんですか?」

 声が聞こえた。

 オプションだって。

 付属品か~い。

 高樹「そうだ。ないとこまるが私はそう思

 ってる」

 赤崖は思いました。俺はいったい何と戦っ

 てるんだ?この女は人間に見えるがもしか

 して人間ではないのか?

 彼はかなり混乱してる様です。

 だいたい尻がオプションなんてあるのか?

 そんなことがわからないわからないわから

 ないぞ。よく考えたら俺は何をしにきたん

 だ。いろいろなことで記憶がとんでいる。

 声が聞こえた。

 ああ。この人ショックが大きかったみたい

 。動きが止まってるよ。

 だからどうしたんです僕にどうしろと。

 声が聞こえた。

 いや止めさすならいまかと。ニヒ。

 恐ろしい事を言わないように。

 声が聞こえた。

 てへ。

 大変な事をてへ。てへでごまかした。

 すると授業開始の予鈴のチャイムが鳴りま

 す。

 声が聞こえた。

 試合終了だね。どっちが勝ったんだろう。

 今回は引き分けかな。それより今はもっと

 大事な事がある。

 声が聞こえた。

 何それ。

 教室に戻らなければ。

 それぞれがあるべき場所に戻っていきます。

 僕への危機は去った様です。ただ赤崖さん

 が受けたダメージは相当きついかもしれま

 せん。ふらふらしながら赤崖さんの教室に

 向かっていきました。先輩はノーダメージ

 です。さすがです先輩。いろいろな意味で

 ついていけません。なれたかと思ったんで

 すがそれは果てしなく遠いみたいです。あ

 魔除けになるかも。あでもどっちが魔かわ

 かりませんが魔。あの人の場合は尻魔です

 ね。

 声が聞こえた。

 終わったね。

 いやこれが始まりだ。あらたな問題の。

 声が聞こえた。

 苦難は乗り越えるものだよ。

 乗り越えられない時は。

 声が聞こえた。

 その時はその時だよ。

 その時がきませんように。

 声が聞こえた。

 逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げち

 ゃダメだ。

 どっちにだよ。何も聞こえない答えはなし

 か。

 声が聞こえた。

 クイズやってたの。

 なんで。

 声が聞こえた。

 クイズの答えがなしなんだよね。

 前途多難な気がする。

 声が聞こえた。

 ねえ。

 なんですか。

 声が聞こえた。

 前途多難っておいしいの。

 しりません。

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