主人公―4・何それはまことか
文章のフォーマットを統一しました。
座敷ワラジ「謎は解けたにょー。それは貧
乏神にょー」
三上「ききさまそれは今俺が言おうとした
のに」
座敷ワラジ「早いもの勝ちにょー。世の中
厳しいのにょー」
東上「は貧乏神何をいってるんじゃ。おお
まえら大丈夫か?あれほど道に落ちてるも
のは食うなと言っておったのにへ変なもの
でも食うたか。かわいそうに」
三上「ええいあわれまないでください。実
はですねナンタラカンタラナンタラカンタ
ラというわけです。わかりましたか?」
東上「わかるか実はですねナンタラカンタ
ラでどうやってわかるんじゃ」
三上「ええいおきてやぶりのようなことを
しなさるな」
小声で。
三上「だから年よりは嫌いなんだ」
東上「ん全部きこえておるぞ」
話すのがめんどくさいからショートカット
をしたのだが
三上「ナンタラカンタラなど常識ではない
ですかわかりました。実はですねあーだこ
ーだなわけです」
東上「何そういうことか」
三上「よかったです。あーだこーだが通じ
て」
東上「ということはわしにとりつこうとし
てたのか」
三上「実は思った以上にお得意様のおかげ
でかせいでますな。それで金の亡者になっ
てしまわれたか」
東上「へ何のことだか」
三上「取りつかれたら大変なんです。お金
はもってかれるは最後は尻の毛まで抜かれ
るとか」
「ゴクリ」
東上「し尻の毛を抜かれるだとな何それは
まことかああのような美人が尻の毛を」
三上「何を本気になってるのですか尻の毛
は言葉のあやです」
東上「な何たばかったのか」
三上「いったい何をきたいしたのですか」
東上「そそれはいえん」
座敷ワラジは思いました。あこいつらやっ
ぱり親子にょー。そっくりすぎるにょーあ
る意味恐ろしいにょー。
三上「あ父上また逃げますか」
東上「ひょひょひょひょ」
今日も霊切寺はにぎやかだったそうな。
めでたしめでたし。




