第十五章 ハットマン
文章のフォーマットを統一しました。
再び霊切寺赤崖の家だにょー。
三上「にょーっておまえは誰だ?」
???「内緒だにょー」
三上「ん気配がない。に逃げたかは失礼で
は続きを」
ここは霊切寺赤崖の家である。
三上「父上そういえばあの坊主はいったい
なんなのですか?」
東上「へ坊主?」
三上「薬のことをやくと言ってるものです」
東上「やつかやつはたしかもとハットマン
とか」
三上「ハットマン?帽子男ですか?なんで
すかそれは?」
東上「ヘットマンだったかのう?」
三上「もしかしてヒットマンですか?」
東上「おーそうじゃ。そうじゃヒットマン
じゃ」
三上「えーあんなヘラヘラしてるのに殺し
屋だったのですか?人は見かけによらぬも
のですな。まあ坊主というものは過去とか
にはこだわりませんが」
東上「ん殺し屋違う違う」
三上「何が違うのですか?」
東上「やつはヒットマンはヒットマンだが
作曲の方のヒットマンじゃ」
三上「えーはあー。そっちの方ですか」
東上「何でも違法な薬物で問題になって業
界にいられなくなったらしいわ」
三上「薬物は恐ろしいですな」
東上「じゃが薬の扱いは得意みたいで今薬
の調合をやらせとるのじゃ」
三上「あのにやけづらは昔やっていた薬の
せいなのですな」
東上「あいやあれはもともとらしい」
三上「そうなのですか?そうであれば何か
の呪いと思ってしまいますな。で名はなん
と申すのですか」
東上「とりあえずここでは爆笑と呼んで
いる」
三上「んなええかげんな」
東上「本人も気にいってるようなのでな」
三上「そうなのですか?」
東上「なんとなくぼうずっぽいじゃろ」
三上「字を見なければですが」
すると。
爆笑「よびましたか?」
三上「いやよんでないぞ」
爆笑「そうですか」
「カラカラカラカラ」
あの音はどこから出てるのか不思議だ。存
在自体も不思議だ。影が薄いようで急に濃
くなる。
東上「あやつの特技じゃな」
三上「えー」
東上「器用なものじゃ」
いかん思ったことをつい口ばしってしまっ
た。
東上「いるようでいないようで神出鬼没じ
ゃのう。まあ害はないのでな。安心せい」
三上「依存症の方はどうしてるのですか?」
東上「それは特殊な符を使っておる」
三上「符ですか?符は専門外では?」
東上「知り合いに頼んでな。おかげで高く
ついた」
三上「おーケチな父上にしてはめずらしい」
東上「な何を言うか人だすけも坊主の仕事
じゃ」
口ではああいってるがあやしい。
東上「おーい口に出てるぞ」
三上「はへ。では失礼します」
東上「あわてていきおったか爆笑のおかげ
で薬の調合の効率も上がった。安いものじ
ゃ」
爆笑「よよびましたか?」
東上「うわーよよんではおらんぞ」
爆笑「そそうですか」
「カラカラカラカラ」
うんあの音はどこから出てるのか不思議じ
ゃ。