1章1話「アタシら、JK!」
チワ〜
え、もしかして見に来てくれた感じ?
マジ嬉し〜嬉し杉田卵白〜!
うぇーい
和心高校の入学式。
校門の前には、沢山の新入生と保護者達が集まっている。
しかし、入学式が始まる40分前にも関わらず、今更最寄り駅に着いたけしからんギャル達がいた。
植「よーっす〜!久しぶり〜!卒業式ぶりじゃ〜ん!」
四「うーっす〜!昨日、梅ッチの豪邸でお泊まり会したけどね〜!」
梅「ホントだよ〜!もう忘れちゃったの〜?ジュリリン〜?」
そんな風に呑気にゲラゲラ笑いながら、3人は和心高校に向かう。
植「あれ〜?ココにも高校あんじゃ〜ん!萌香〜、今度こそココで合ってる〜?」
四「う〜ん、たぶん?」
梅「も〜!しっかりしてよ〜!萌香〜!「着いたー!」と思ったら、「違う高校じゃーん!」ってパターン、もう嫌だからね〜?」
四「は〜?アタシが悪い訳〜?お前らが道覚えてねーのが悪いんだろうがよ!」
植「あっ!ココで合ってるっぽいよ!良かった良かった!やっと着いた〜!」
とまあこんな感じで、3人はなんとか開式前には間に合ったのであった。
1時間半程の睡眠時間の後、重たくなった鞄に文句を言いながら街へ繰り出す。
植「どこ行く〜?てか、和心町って何があんの〜?」
四「待って〜今調べる〜…うわ!ババコあんじゃん!ババコの新作飲みに行かね?今アップノートでめちゃくちゃ話題になってるらしいよ!」
梅「え?マジ?行こう行こう!」
こうして3人は、ババットコーヒーで2時間近くも写真を撮ったり、お喋りをしたりした。辺りが少しづつ暗くなり始め、3人はやっと店を後にする。
植「いや〜うまかった〜!ババコの新作!」
四「マジヤバいよね〜!あれは人気になる訳だわ〜!」
梅「マジソレ〜!」
なんて楽しそうに帰っている3人の目に、古いお寺が映る。
植「うわっ!見てー!お寺があるー!」
四「住難寺だってー!変な名前〜!ウケる〜!」
梅「マジソレ〜!え、お参りしてく?」
植「え〜…いいよ〜…特にお願いする事ねーし…。」
四「でもさ、勉強しない同盟組んでたアタシらが高校受験合格したり、今日の入学式ギリ間に合ったりしたの、もしかしたら神様のお陰なんじゃね?」
植「え、マジ?神様って、実はアタシらの事好きな感じ?」
梅「あ〜!あるかもソレ〜!」
四「だろ〜?アタシら、神様に「ありがとう」伝えた方がいいって!」
そうして、3人はお寺に立ち寄り、鈴を鳴らして、神様に手を合わせて黙々と感謝を伝えた。
その時、3人はある違和感に気づいた。
自分達の後ろを沢山の人が行き来している…
何やらお店が建ち並んでいて、とても賑わっている様だ…
だがしかし、3人がこのお寺に来た時に、周りにはそれ程人はいなかった…
それもそのはず、このお寺は大通りから少し離れた場所にあるからだ…
3人同時に目を開き、後ろを振り向く…
3人の目の前に広がる光景は、とても激ヤバだった…!
全員、スーツや制服では無く着物を着ていて、髪型は今とは全く違い、何より刀を持ったお侍さんの様な人がチラホラ歩いている。
3人共、空いた口が塞がらない。
植「あ…あれ?どうなってんだ…?」
四「この辺で時代劇やるって言ってたっけ?」
梅「そういう、昔の陽が舞台のドラマの撮影でもしてるんでしょ?」
植・四「あ〜!そっか!そういう事か!」
植「じゃあ、邪魔にならないように早くこの寺出ないと!」
急ぎ足でお寺を出て駅に向かおうとした時、一人の商人が3人に声を掛ける。
商人「おい!そこの娘達!なんだその服は?見た事ねー代物だな!」
植「え?コレ?制服だよ!見りゃ分かんだろ?」
四「ジュリリン、ブレザー腰に巻いてるからじゃね?」
梅「え、でも普通制服ってわかるくね?」
商人「制服?制服って言うのかい!はえ〜、初めて見た!」
商人の妻「何言ってんだいお前さん!制服って言や、縛り上隊に決まってんだろう?」
商人「あ〜!そっか!お前さん達、縛り上隊の者だったんか!それは失礼した!」
植「なあ…シバキ上隊って何だ?」
四「ヤバい…ヤバいよこの状況…!」
梅「え?ウチらシバキ上隊なの?」
四「バカ野郎!んな訳無いだろ!ちょっとこっち来い!」
状況を察した萌香が、2人の手を引いて走り出す。
丁度いい物陰を見つけ、3人はそこに身を隠す。
植「なんだよ萌香〜!何がヤバいのか言ってよ〜!」
梅「そうだよ〜!何がヤバいのか知らないけど、急に走り出さないでよ〜!」
四「お前ら今どういう状況なのか分かってんのか?」
植「え?ドラマか何かの撮影してる所に偶然鉢合った!」
四「バカ!ちげーよ!」
梅「じゃあ、ジュリリンの言った通り時代劇だったのかな?」
四「バカ!ちげーよ!第1、もしそうだとしても、アタシらの服を見て、「それは何だ?制服って言うのか!」なんて言わないだろ?」
植「あ〜…知らなかったんじゃね?あのおっちゃん。」
四「アホか!今時、そんなおっちゃんいるかよ!アタシん家のひいじいちゃんですら知ってるわ!それなのに知らなかったって事は…!」
植・梅「知らなかったって事は…?」
四「ココは、時代劇とかドラマの撮影のセットじゃない…本物の昔の陽。つまり、アタシ達タイムスリップしちゃったみたい!」
植・梅「えええー!?嘘ー!?マジ?ガチ?え?は?そんな事ある?嘘だろおい!は?なんで?」
ちーっす〜!
ウチ気まぐれだからさ〜
気が乗ったらまた投稿するわ〜
んじゃ〜マタタビ〜




