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3対3

アルトはハロルドから向けられている剣に対して恐怖を感じていた。その理由は血がついていたからではなく、その剣からは彼よりも明確な殺意があったからである。



(こんな気持ち…ドラゴンの時は感じなかった。あの剣…よく分からないが…背筋がゾクゾクする。)



(なにこれ…まるで首に剣がずっと当てられていて、死がすぐそこにある感覚…)



これは、ルーゼも感じとっていた様だ。



ハロルドはその様子を気にもせずで



「では早速、お仕置きに取り掛かろうか!」



そう言うとハロルドは眼前から姿を消し、ルーゼの後ろへと現れた。



ルーゼはそれに対応しようとして振り返ったが…わずかにハロルドの方が早い。



「くっ!」



彼の剣がルーゼの首に吸い込まれていった瞬間、キンっ!と音が鳴った。



猫耳少女がルーゼを庇ってくれたのだ。



「っ!ありがとう!」



ルーゼは直ぐに距離を取り、腰に刺さっているいつもの剣を抜いた。



アルトもコンパクトに収納できるように改造してもらったハヤブサを取り出し、弦に矢をつがえ、ハロルドに向けた。



猫耳少女は太ももから紫色のダガーを取り出し、逆手に構える。



完全に3対1の構図だ。



「さぁ、どうするよ…ここまで囲めば流石に劣勢だろう?諦めて投降したらどうだ?」



その言葉に対しハロルドは2回手を鳴らした、すると



「「やっと出番だね!親方様!」」



ハロルドの影から容姿のよく似た双子が出てきた。



「さぁ…これで対等でしょう?」



いきなり現れた双子に各々が気を引き締めた。



戦いのひぶたは既に切られている。

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