表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/78

正体

前回の投稿から時間が空いてしまい…本当に申し訳ございませんm(_ _)m

俺は『暗黒の森』に入って、ジークからの依頼を遂行しようと奮起していた。どうせすぐ見つかりるだろうと高を括っていた……が。



「………一向に見つかる気がしない」



かれこれ30分は探してみたが、人の声など…



「ちょっと!置いていかないでよー!」



…ルーぜ以外の声は聞こえない。彼女は茂みをガサガサしながらアルトに近づいた。



「勝手に着いてくる方が悪い」



アルトはルーぜの方を見ずに答える。今、この瞬間もなにかが起きているかもしれないため、気を散らす事が出来ないのだ。



「あなたを放っていけるわけないでしょ!もし何かがあって、帰ってこなかったら…」



ルーぜは少し心配そうな顔をして、俯いた。



「…大丈夫だ、帰ってくるさ………ん?」



アルトが疑問を抱いたタイミングでルーゼも反応する。



「……変ね、動物達の気配がしなくなったわね」



「ああ…変だな」



さっきまで感じていた視線や気配がいきなり消えたのだ。疑問に思い、理由を考えようとした瞬間に突如正面から突風が吹いた。



「嫌な予感がする…いくぞ!」



アルトはルーゼの返事を待たずに突風がした方向に向かって全力疾走した。そこには



「素晴らしい!こんな逸材は初めてだよ!」



猫耳がある少女と血塗れのハロルドだった。

お読みいただきありがとうございました!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ