木村さんと妹
私は商店街の買い物から帰る途中、田中さんの友達と会った。
「あ、こんにちは」
「ん?誰だお前?」
「あれれ」
「あー、あいつの妹か」
(もしかして口癖で判断された?)
ヤンキーさんは怖い。
「え、えっと。何か買い物ですか?」
「あん?ただの喧嘩帰りだ」
「あわわ」
「田中はブルマとスク水どっちが似合うかってな」
「何それ詳しく」
ヤンキーさんは意外と面倒見が良いみたい。
「え、そんな奢ってもらうなんて」
「遠慮するな、同じ田中好きだろ?」
「そうですけど」
「田中のラーメン屋だぞ?」
「行きます!」
色々な話をしてもらった。
「へー、中学のときからの付き合いなんですか」
「まあな。そのときの田中もめちゃくちゃ可愛いぞ」
「あら~」
「その分私一人で悪い虫をおっぱらってたな」
「お疲れ様です」
木村さんとは途中で帰り道が別になった。
「それじゃあ、私はこれで」
「おう。気をつけてな」
「はい、それでは」
私から見た木村さんの印象。
「何だ、とっても良い人じゃん」
帰宅すると、外出していた兄が、何故か青い顔してソファに寝転んでた。
「どしたのお兄ちゃん?」
「台風に巻き込まれた」
「へー」
「お前は?」
「とっても良い発見があった」
「へー」
興味なさそうな反応がムカつくので、お兄ちゃんのお腹に座った。
「げふっ・・・・重い」
「もー、失礼なお兄ちゃん」
「あらら」
「年頃の女の子の扱いが下手」
「わー、失礼な妹」
「お互い様だよ」
「そだなー」
私たちは笑った。
最後まで読んでいただきありがとうございます!今回はわりと妹と木村さんの絡みですが、気に入っている二人なのでいつか絡ませたいなーって思ってたんですよね。
それでは、今回はここまでで。次回またお会いできるよう頑張ります!




