テスト勉強
テストが近いので田中さんに教えてもらおう。
「よろしくお願いします」
「先生ってつけて!」
「あらら」
「せ・ん・せ・い!」
「はい先生(頭撫でたい)」
田中さんは形から入るタイプ。
「その眼鏡は?」
「伊達眼鏡だよ、気分出ると思って!」
「あらら」
「どう似合う?」
「天使みたい」
僕以外に教える人が増えた。
「やぁ木村さん」
「きーちゃんもやろう!」
「お、おぉ。あたしもテストあっからな!」
「あらら」
「赤点3つで補習なんだよ」
「あっ・・・・頑張って」
田中さんの授業はとても良く進んだ。なにしろ。
「居眠りしたら田中さんが悲しむ」
「あぁ、喧嘩並みに集中してるぜ」
「でも、あーやって背伸びして黒板に書き込みしてるのは良いね」
「眼福だな」
「うー、うー、あと少し~!」
佐藤も来た。
「あれ、お前成績良いだろ?必要か?」
「ん(隠し撮り10枚)」
「ささ、お席はこちらです」
「おら、優等生はあっちに」
「ん(動画3本)」
「肩揉みましょうか?」
田中さんは歓迎してる。僕はこっそり耳打ち。
「寂しかったんだろ?」
「ん(何のこと?良く意味がわからないわ)」
「あらら」
「ん(良いじゃない、田中さんが可愛いんだもの)」
「テストに出るな、それ」
こっそり部長さんも覗き見ている。
「んーと、これはこうで」
「むー」
(あらら)
「あっ、こっちに気づいたっ」
(笑顔になった)
「な、何で顔逸らすのっ?」
(反応面白い)
「田中さんは教えるの上手い」
「えへへ、そうかな?」
「うん。先生に向いてるかも」
「そしたら小学校の先生になりたいな!給食あるし!」
「生徒より食べちゃダメだよ、先生」
最後まで読んでいただきありがとうございます!
テスト勉強は一夜漬けが多かったですね(笑)
次回でまたお会いできるよう頑張ります!




