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木村さんと

木村さんはヤンキーである。

「でも、それっぽいところは見たことないね」

「あぉ?喧嘩売ってんのかてめぇ!」

「あわわ」

「あたしはな、誰彼構わず因縁つけるほど馬鹿じゃねーんだよ」

「ぼ、僕に因縁つけるのやめて!」



木村さんは喧嘩が強い。因縁つけてきた他校のヤンキーを瞬く間にぶちのめしてしまった。

「凄いね、何かやってたの?」

「空手、これでも黒帯だ」

「へえ」

「得意技は金的。男用な」

「反則だ、って僕にはしないでね!?」



木村さんは髪を赤に染めている。

「校則違反だよ」

「うるせ、ヤンキーが校則守る分けねーだろ」

「あらら」

「まあ、この頭は返り血が飛んで目立つからやってんだけどな」

「おっかねー理由」



木村さんは犬が苦手らしい。

「じゃあ定番のアレできないね。ほら、雨な日に捨て犬を拾うやつ」

「アホか、んなことできねーよ」

「あらら」

「うちは皆アレルギーあっから、こっちが助けてもらいたいぐれーだ」

「あらら」

「でも、触れないだけで好きだぞ。犬の画像とか見ると和むし」

「へー、それ見てみたぎゃば!」

最後まで読んでいただきありがとうございます!

今回は少し番外編ということで、木村さんに焦点を当ててみました。ヤンキー女子は好きなので僕の趣味全開です。

それでは、また次回にお会いしましょう。

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