表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/211

漢前ってあるんだと思う日

 佐藤がこんなことを話した。

「田中さんが最近よく話しかけてくるの?」

『ええ。話をするのは嬉しいけど、ちょっとうるさいかな』

「あらら」

『しかも全然話は噛み合わなくて』

「佐藤語の解読法を教えるしかないかな」



 田中さんに聞いてみた。

「佐藤とよく話をするの?」

「うん! 全然何言ってるかわからないけど!」

「あらら」

「でも、絶対楽しんでくれてると思うわ!」

(少し鬱陶しそうだったのは黙っとこう)



 田中さんが捨て犬を見つけた。

「田中さーん。ずっと見てるけどー」

「・・・・」

「おーい」

「・・・・決めたわ!」

「?」



 田中さんは犬を飼いたいと言い出した。

「田中さんの家はラーメン屋だから無理じゃない?」

「うぅ~! いきなり話を終わらせないでよ!」

「あらら」

「かわいそうじゃない! こんな場所で、きっとお腹すかせてるわ!」

「まあ、橋の下ってベタな場所だしねぇ」



 田中さんは退いてくれない。

「止めときなよ。中途半端に接しても辛いだけだよ?」

「中途半端じゃないもん! 本気だもん!」

「あらら」

「何してるんだオメーら?」

「「わ!?」」



 木村さんが現れた。あらすじも簡単に説明した。

「ふーん」

「田中さんの家は飲食店だから無理だよね」

「だ、大丈夫だもん! 店には迷惑かけない!」

「ふーん」

「でも、衛生面的にやっぱりダメだよ」

「そんなこと!」

「よし、決めた!」

「「え?」」



「あたしが飼うから、その子貰うぞ!」



 なんと木村さんが犬を飼うという。

「だ、大丈夫?」

「はぁ? なんでだ?」

「あらら」

「元々あたしは犬好きだぞ。それに今涙流して抱きついてるこの子の好感度はうなぎ登りだぜ!」

「あー、鼻血吹いて」

こんにちは。はじめましての方ははじめまして。おひさしぶりな方はおひさしぶりです。

今回は少し木村さんが活躍しました。作者は動物は大の苦手なので、捨て犬を見つけても、拾ってあげるのは難しいかもですね。触ったりとかできないんですよね、噛まれたりとか心配して。でも最近は克服しつつあるから、たぶん結局拾っちゃうかもしれません。どっちだっつの。

さて、夏もかなり暑いこの頃です。みなさん、熱中症には十分気をつけていきしょう。

また会いましょう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ