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第三十七話「第二章 閑話」

 薄暗く静かな屋敷──



「涼風の娘は『イグの行使者』として覚醒したようでした」


「そうか」


 朱羅は盃に入れた酒を飲みながら、部下の報告を聞く。


「しかし、力をまだ扱いきれていないようで、使い物になっていなさそうです」


かい


「はい」


 魁と呼ばれた男は主人である朱羅に近づき跪く。


「次は必ず仕留めろ、そのために”あれ”を使っても構わん」


「よろしいのですか」


「ああ」


(あれを使うということはやはり……)



 月の光だけが差し込むその部屋で、朱羅は再び酒を一口飲んだ──

皆様、いつも読んでいただき、ありがとうございます<m(__)m>

第二章完結になります。

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