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サンドボックス ガーデン  作者: さんまぐ
第1章 南の「時のタマゴ」
20/307

明日の為に僕は何回でも跳ぶ。

10回目の時間。

7回目の時間。8回目の時間。9回目の時間。と僕の動きをなるべく同じにする事で敵の動きも大体似通ってきた。

それでもやはりうまくは行かなかった。

どうしても手が足りない。


「トキタマ、何か変化は?」

僕は跳ぶ度にトキタマに確認するようにしている。

「お父さん、おめでとうございます!また持って跳べるものが増えましたよ!」


増えたところでアーティファクトは剣を持って行っている。

これ以上持って跳んでも使い道がない…

火のアーティファクトを調べて持ち歩くか?


また状況が変わってしまう。

そうなれば動きが変わって被害が一時的に増えてしまう。

それでも回数を重ねるしかない…

そう思っていたが…


「今回は記憶を持って跳べますよ〜」

トキタマが自慢げに言う。


「記憶?」

「そうです。決めた人の記憶を持って跳べますよ。その人はお父さんと同じで跳ぶ前のことを覚えています!」

今度は記憶が持って行けるのか…

それならば毎回跳ぶ度に説明をして指示を出す必要がなくなる。


「記憶はどのくらい持って行けるんだ?」

「今は1人分だけです。もっともっと跳び続ければ連れていける人数も増えますよ!

ちなみに持って行けるのは今からなので今までの分は無理です!」


「どうすればいい?」

「跳ぶ時にその人に覚えておいて貰おうと思いながら跳んでください!」


僕は迷うことなく、ナックの記憶を持って跳ぶ事にした。



11回目の時間。

跳んですぐに行動しようとしたがナックが状況を見て混乱してしまった。

今回は結局説明に時間を割いてしまった。

結果はまずまずだが死傷者が出たのでやり直しだ。

トキタマに、持っていく記憶を今回のナックと次のナックの間にリーンを挟むとどうなるのか聞いたが「わからない」と答えられた。僕としてはナックの記憶が途切れるのかを知りたかったので今回はリーンに説明をしてリーンの記憶を連れて行く事にする。


12回目の時間。

うまく行けばそれで良し、ダメならやり直す気の回。

開幕でリーンがナックに説明してくれている間に、僕は槍を持った火のアーティファクト使いは倒した。

ナックと合流して北の兵隊に向かいたかったのだが、ナックが東の兵隊を倒した後に指示待ちをしていた為に連携が取れず、北から攻め込まれて死傷者が出た。


13回目に向けてナックに記憶を持って跳ぶ話、敵の出現位置と内容、そして作戦を話す。

作戦は僕が広場の南側の槍を持った火のアーティファクト使いを倒し、流れで弓兵も倒す、それから西の3人を倒してから北の兵隊のところに行く。

ナックは東の3人を倒したら広場のみんなを避難させてから北の兵隊のところに向かい奇襲攻撃をする。

僕が到着するまでは出過ぎた行動は控える事となっている。


13回目

後一歩力及ばずだったが、今回はかなり惜しい所まで行った。

開幕の説明が省けた分素早く行動に移せた。

ナックの避難誘導が少し手間取ったが、コツはわかったはずだ。

ちなみにナックの記憶はリーンを挟んだ影響で消えてしまっていた。

間に他の人を挟むと消えてしまうみたいだ。


避難誘導が遅れた為に挽回しようと無茶をしたナックが今回は左腕に怪我をした。

怪我の度合いが気になる。

左腕が切られたせいで今だけなのか手が動く気配が無い。

本人は大丈夫だからもう跳ぶのはやめにしようと言っていたが僕は諦めない。

全員を無事に明日以降に連れて行くんだ。


14回目

まさか跳ぶとは思ってなかったナックが混乱してしまった。

開幕の優位性が損なわれた結果、槍で村の人は死ぬし、ナックが怪我に尻込みしてしまい悲惨な結果になった。

僕は次に向けてすぐに跳んだ。

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