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タケさん登場

そーたにとっては大恩人なのです。

では(イケ図々しくも)俺の部屋にて居座ってやがる三人娘達はさておき、俺は仕事(副業)だ。

実は今朝は豊洲にて他の仕入れもしてきたのだよ|( ̄3 ̄)|


俺は学生時代からあちこちで料理人として修行してきたんだ。

まぁ主にアルバイトという形でね(*´ω`*)

実質必死に各々技術を盗みまくった訳で。

その中では恩義ある人もいた訳で。

色々と技術を教えてもらった人もいたのよ。

『タケさん』もまたその中の一人だ。

この人、本名は『タケシ』なんだが、周りの皆んなは親しみを込めて、『タケさん』と呼んでいた。

実は俺自身、まさしく色々と技術を教えてもらった人なのよ。

だがしかし!

天は二物を与えずの格言の如く!

やはりタケさんもまた欠点はあった!

・・・まぁ俺の父親と同じ欠点だった訳だが・・・

即ち超が付くほどのお人好し!

つまりどこぞのドラマ宜しく、『借金の連帯保証人』になったけど借りた本人は逃げた。結果連帯保証人が借金を返済させられて破産。

・・・まぁそういうオチだった訳で・・。

そんなタケさんとの再会は中々に劇的だったんだ。

偶々通りがかった公園で、タケさんが奥さんと二人の娘さん達と黄昏ていたんだ。

見ればタケさん達は傍から見てもわかるくらいにやつれていた。

俺からしたら知らない仲じゃないから、話しかけたんだけど・・・。

話しを聞いてみたら、まんま俺の父親の境遇にそっくりだったのよ( ̄▽ ̄;)

気の毒に、せっかく持てた自分のお店も破産したせいで泣く泣く手放す羽目に・・・。

まさしく無一文になって今日泊まる所も無い有様だった・・・。

流石にそこまで聞いた以上は捨て置けないから、俺が以前買い取って倉庫兼仕込みに利用している潰れた食堂の二階部分(つまり住居)にタケさん達を案内して家族で住んでもらう事にした。

ついでにタケさんには俺の副業を手伝ってもらう事にした。

勿論それなりの給与を支払います(*^^*)

ちなみにこの元食堂、食堂部分はテーブルや椅子は全て撤去して俺の仕込みスペースにしてある。

ただ厨房部分はそのまま食材保管倉庫としてしか利用していなかったから、タケさんに自由に使ってもらった(*^^*)

何しろタケさんは或る意味俺以上の料理人だからね。

食材さえあればまさしく魔法の様に美味しい料理を生み出せる人だからね。

幸いこの食堂の二階部分は昔は畳の個室兼小宴会場だったらしく、厨房から二階へ料理を運ぶリフトがあったのだ。

つまりタケさんが美味しい料理を作る→そのままリフトで二階へ→家族が舌鼓を打つ→家族全員お腹いっぱい♡という寸法である。

無論タケさんも家族達も全員俺に感謝感激雨あられだったよ。何しろ無償で住むところを提供されて、タケさんも働く場所まで世話してもらったんだからね。

家族四人共泣いて喜ばれたよ。

その代わりにタケさんには、くれぐれも連帯保証人には気をつける様に確りと釘をさしておいたけどね。


今回は些か説明回になったけど、俺とタケさんの副業は次回へと続くよん。


そーたの秘密基地なのです♡

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