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1章 両王達の討論 運命の着地点の激突

○両王達の詳細○


・魔王(1000ちょっと)

好きなものは敵方の女性を助けて駆け落ちする騎士

異界神の幻影・幻聴と各地でのハプニング担当

超強い うざい


・国王(500ちょっと)

好きなものは戦いの最中に相手の痛みに理解を示す聖女

正当神の神託と各地での補助魔法担当

魔王と同じくらい強い うざい


・勇者隊と四天王にあげた腕輪

恋のパラメータの可視化装置

神域化?なにそれ?


魔王「クハハハハ!!顕現の演出はバッチリだったな。世界の崩壊を皆信じ切っている、各地での混乱する民衆の声、次第に実感する相手との絶望的差、これこそが恋の吊り橋効果を生むのだ」

国王「全くだ、特に我が国の勇者は生真面目すぎて色恋に疎い。

これくらい追い詰めねば、あの上級魔族の令嬢と仲良くなるきっかけすら掴めんだろう」


両王による【犠牲者】達のプロファイリングが始まります。(うざい)


・勇者

国王によるワンポイント

「欠点無し?残念!超ド級デバフの【鈍感】付です!恋愛進展のすばやさが10分の1になった!」

魔王によるワンポイント

「相手を焦らして焦らして焦らして解き放つ、勇者らしいため技タイプの攻撃に期待する」


・魔法使い

国王によるワンポイント

「活発さと好奇心によりグイグイ行くタイプです、防御力無視タイプの攻撃です、コワイ!」

魔王によるワンポイント

「既に竜人と魔導ゴーレムのどっちかに攻撃魔法準備完了とは、恐れ入る」


・僧侶

国王によるワンポイント

「生きているリジェネボーション、男の孤独と闇を少しづつ回復、即時回復も料理スキルでバッチリ、無敵のヒーラー」

魔王によるワンポイント

「魔族への偏見が0なため多分グールやゾンビにも回復が効くと思われる、魔界のがん治療薬」


・武闘家

国王によるワンポイント

「私の計算によれば99.999パーセントの確率でむっつりスケベ、会心の一撃を受けるのはお前」

魔王によるワンポイント

「正確には免疫が完全に0なため、些細なことでむっつりスケベにジョブチェンジしてしまう爆弾岩」


続いて四天王達もプロファイルを開始うざい


・令嬢騎士

魔王によるワンポイント

「人類に対する偏見の理由が【弱さ】と【卑劣さ】に集約されている為どっちも皆無な勇者を見直し堕ちるのは時間の問題」

国王によるワンポイント

「勇者の鈍感スキルにイライラする展開が未来視レベルで予測可能、私いつの間に予言魔法開発したっけ…?」


・竜人戦士

魔王によるワンポイント

「最近の研究により竜人の尻尾が垂れているときは寂しさを感じている事が判明、奴は常に地面に引きずっている」

国王によるワンポイント

「多分はしゃぐ娘を乗せて空を飛べばれば内心めちゃくちゃ喜ぶ、ドラゴンから空飛ぶ人懐っこいお馬さんにジョブチェンジの可能性」


・霊体入り魔導ゴーレム

魔王によるワンポイント

「実は陽気なのは実体の無い事に対する自己嫌悪を隠す仮面、普通に不憫だが闇のある男がモテるのもまた事実」

国王によるワンポイント

「執着が強くなりすぎて怨霊化しないか心配、あんまり光に照らされすぎて成仏しないかも心配」


・兎獣人剣闘士

魔王によるワンポイント

「精神的幼さからおそらく恋というものを理解せずに終わる可能性、執着心は存在するので、これは私のものだ発言に期待」

国王によるワンポイント

「彼女達の種族の親しみの挨拶は鼻を擦り合わせる、爆弾岩が爆発しないか心配」


両王達はあまりにも言いたい放題です、今回の為に彼らの事はそれぞれ一年掛かりでプロファイリング済です、あまりにもうざくて暇ですが彼らの生きて来た時間を考えればちょっとした下調べ程度の時間です。

盟友への【素材】の発表会が一段落し今度は誰と誰をくっつけるかを真剣に議論し始めます。


・勇者 ♂ × 令嬢騎士 ♀(確定)

国王「王道だな。『種族を越えた運命の愛』。これには全国民が涙する」

魔王「アルティナは堅物だからな。強くて誠実な勇者のあの『真っ直ぐな瞳』で詰め寄られつづければ、次第に心の防壁が1枚ずつ丁寧にひっぺがされていくであろう。

共同戦線のリーダー同士、密談の機会を増やそう」


・ 武闘家 ♂ × 兎獣人 ♀(確定)

魔王「ピニィは野生の勘で動く。

理詰めの武闘家を振り回すには最適だ」

国王「寡黙な大男と、天真爛漫な小柄な少女……。ビジュアルの対比も完璧だ。

大型犬と小動物のペアが尊いのは魔界も人間界も一緒、修行という名目で二人きりの山籠もりをセッティングしよう」


ここまでは彼らの中でも確定事項でしたが、残りペアの組み合わせで熱くうざく語り合います


国王「魔王よ私は譲らんぞ、魔法使いと竜戦士こそが至高だ!

好奇心旺盛な彼女が、未知の生態を持つ竜人の背に乗り、世界中を飛び回って魔法を研究する……これぞ自由を愛する者同士の究極の形だ!」


魔王「フン、浅いな国王、貴公は分かっていない、魔法使いと幽体の魂の補完に勝るものがあるか?

実体がないことを嘆く幽体と、その不可視の真理を愛でる魔法使い。これこそが、数千年の時を超える愛の形だ!」


国王「ならば聞こう、僧侶はどうする? 私は彼女を、幽体とくっつけたい。

彼女の博愛精神なら、自己嫌悪にまみれた幽体の魂を救済できる。

聖女による魂の救済……これこそ全人類が求めるカタルシスだ!」


魔王:「異議ありだ! 僧侶には、我は最強の武人、竜戦士を当てるべきだ。

戦場を駆ける荒ぶる竜が、たった一人の聖女の前でだけ牙を隠し、静かに膝をつく……。

この『最強の懐柔』こそが、魔族の美学なのだ!」


彼らの熱くてうざい討論が白熱してゆきます、正直余りにも暇です

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