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第1話「旅立ち」

更新事態は遅くなるかと思いますが、完結させます。

読みやすく1000字内で物語を書いていくので、長いのが苦手な方でもさらりと読める内容となっております。

楽しく読んでいただけると嬉しいです。

 様々な「姫」が集うこの世界では異変が起きていた。

 謎の呪によりいばら姫が倒れ、彼女はいばらの塔のどこかで寝ている――……そこまでは、普通の物語に見える。

 しかし、何が違うのかというといばら姫がこの世界では重要な聖女の力を保有しているからだ。

 世界は混乱した。

 聖女いばら姫が保っていた世界の均衡が崩壊したのだから――……

 そして、シンデレラはいばら姫「ルクレティア」を目覚めさせる事を主張。

 だが、白雪姫「アンネローゼ」はこの事態を収めるべくルクレティアの代わりの先導者を立てるべき事を主張。

 シンデレラは「保守派」、アンネローゼは「革命派」として二つに分かれてしまった。

 そんな世界で、大きな運命の歯車に小さな歯車は静かに音を立てて組み込まれた。

 その小さな歯車は、この世界に厄をもたらすのかそれとも「めでたし、めでたし」となるのかはこの時点では不明。

 さぁ、その小さな歯車を組み込んだ者を見に行こうではないか――……


「塔……た……すけ……」

 少女の声が夢の中で響いた。

「……っは!」

 栗毛色の髪の少女は瞼を開けた。

 体は汗で濡れており、寝巻が肌に張り付いていて妙に気持ち悪かった。

「塔……行かなきゃ」

 震える手で口元を押さえながら少女は呟いた。

「なら旅支度しなきゃね。善は急げってね」

 少女はベッドから降り、窓のカーテンを勢いよく開けた。

 太陽が水平線から昇ってくる。

 あまりにも眩しさで少女は目を細めた。

「準備は、こんな感じで良いかな?」

 少女は背中に弓を矢が入った矢筒を背負った。

「フィオナ……」

 両親が心配そうに少女「フィオナ」を見た。

「大丈夫、直ぐに帰ってくるよ」

 と、フィオナは明るい声で言った。

「おまえ、フィオナはもう16だ。若いうちに経験するのが一番だと思う」

 父親は優しい瞳でフィオナを見た。

「そうね。世界を見てきなさい」

「はい!」

「あと、保存食と薬に……ごめんなさい、資金はこれしか渡せなくて」

 旅には十分な大きさの鞄を母親はフィオナに渡す。

「ううん、良いよ。いざとなれば狩り出来るし大丈夫」

 フィオナは笑顔で母親の手を握った。

「一番の願いは、フィオナ……アナタが元気でいる事だからね」

「ありがとう、お母さん……手紙を週1で送るから安心してね!」

 と、言ってフィオナはドアを開け故郷を後にした。


如何だったでしょうか?

物足りない、と思うかもしれませんが他の方が書いた読み応えのある方も読んでは如何でしょうか?

楽しんでいただけたら幸いです。

読んで下さりありがとうございました。

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