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Rule of Scramble  作者: こーたろー
第六編 鏖殺の果て
144/220

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 それは、まるで閃光のように過ぎ去って行った。



 どこか懐かしくて、けれど見たことのない情景が光の速さですれ違っていく。



 138億年の時を何度も何度も。



 一秒を無限に分解したその一瞬一瞬が、永遠として流れていく。



 全てが初めて見るものなのに、全てが見覚えのあるものだった。



 どこで見たのだろう、いつ見たのだろう。



 こんなものは知らないけれど……けれど、大切なものだったような気がする。



 忘れてはならなかったものだったような、そんな気がするんだ。


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