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美術部ってさ!  作者: 久世 かやの
第一章 〜変り者が多い〜
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「美・デッサンのすすめ」 4

「はぁはぁ…消し終わったぞ、冬馬…次はどうしたらいい…?」


半分以上すり減った消しゴムを握りしめながら、椿は冬馬をふり返った。


「ん~そうですね…では、はじめに、十字のラインを入れて下さい…」


「分かった…」


椿は素直に、デッサンの基本である十字のラインを描き込んだ。


「…次は?」


「では、石膏像のどこからどこまで画面に入れるか決めて、十字の上に辺りを入れて下さい…」


「ああ…」


椿は二度目とあって、迷わず人物の石膏像をにらみつけると辺りを入れた。


「…次は?!」


「…では、同じ要領で、今度は頭からあごのラインと、肩のラインを…」


と言いかけた所で椿は立ち上がると、冬馬に向かって叫んだ。


「おい冬馬!それはさっき、榎本に教わったのと、同じじゃねーか!オレが聞きたいのは、デッサンを上手く描くコツなんだよ、コツ!」


「えーコツですか?そうですね…」


冬馬は椿の勢いに動じる事なく、思慮深く考え込むと答えた。

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