表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旧式艦なのに銀河最強――ネコが艦隊司令の艦隊に配属された俺の話:毎日21時更新  作者: 秋月心文
配属

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/4

プロローグ

――銀河連邦軍 第八艦隊 旗艦 防護巡洋艦 アブローラ――


 銀河連邦軍「第八艦隊」。

 「神出鬼没」で知られ、連邦軍最強と言われている。

 「艦隊司令」は「流星王」という二つ名まで持っている。


 「神出鬼没」ぶりは、味方でさえ、そう感じるほどで、

 軍の中でさえ、その艦船を見た事がある人は、限られている。


 その艦隊の旗艦アブローラは、かなり古い形式の艦船だ。

 巡洋艦というが、まるで戦艦と思うほどの大きさだ。

 実に、堂々たるものだ。


 その日、旗艦アブローラは、随伴艦2隻のみを伴い出港した。


――旗艦アブローラと随伴艦は、艦隊群に囲まれる――


 敵の艦隊群は、相当の数で、アブローラと随伴艦を取り囲む。

 360度、上下左右、どこにも逃げ場などない。

 3対1500……。

 どう見ても、取り囲んでいる方が有利だろう。


 突然の敵艦の包囲に、アブローラの艦内でも、警報が鳴り響く。


 ブリッジに行ってみると、

ネコが、肉球で、操作パネルの上をポチポチと操作している。

 どうみても、遊んでいるようにしか見えない。


 しかし、この「ネコ」こそ、「流星王」という二つ名を持つ、

艦隊司令「ノワール・フォン・フェリス准将」なのだ。


==キャットウォーク始動、ニクキュウ展開==

 軍艦とは思えない単語が艦内に流れる。


 「キャットウォーク」とは…

 「ニクキュウ」とは…

 それは、この物語の後半で、明らかになっていくだろう。 



 突如、敵艦が、次々に、内部から爆発し始めた。


 気が付くと、敵艦が包囲していたハズの、

アブローラと随伴艦の姿が見えなくなっていた。


 レーダーにも反応がない。

 当然、アブローラの主砲発射の痕跡すら確認出来ない。


 加えて、現在、受けているダメージは、

アブローラの小口径主砲などでは、出せないものだ。

あきらかに、大口径主砲で撃たれている。


 攻撃は続く。損害は増える一方だ。


 どこからの攻撃だ?

 それが……味方の艦からであります。


 その報告を受け、確認するが、

確かに自艦隊から、こちらに向けて砲撃した痕跡がある。

 その艦は、当艦隊自慢の大口径砲を持っていた。

 センサーが間違えるハズがない。

 ……というか、目視で見ても、

明らかに、その艦の「砲」から撃たれてる……ように見える。


 裏切ったのか……!?

 もう、アブローラなど、どうでもいい。

 まずは、裏切り者を始末しなければ……

 反撃だ……!!


 仲間を疑い、疑心暗鬼に陥った艦が、同士討ちをはじめた。

 こうして、敵艦隊は、面白いように、全滅していった。


 敵は、最後まで、こちらのカラクリを見抜けなかった。


 1500隻の敵艦が、無力化した事を確認すると、

アブローラと随伴艦は、再び姿を現した。


 敵艦は、数隻を除いて、大破もしくは全損。

 わずかに残った艦も、攻撃する手段は残っていなかった。


 こうして、アブローラと随伴艦は、

自分の主砲を1発も撃たずに、1500隻の敵艦隊を無力化した。



 敵が、どこにいようとも、

「神出鬼没」で、かけつけ、今回のような無双ぶりを発揮する。


 自軍の関係者ですら、見た事ある人が限られると言われる程、

多くが謎に包まれている、連邦軍最強の「銀河連邦軍 第八艦隊」


――これは、そんな艦隊の旗艦に配属された、ひとりの将官の物語――

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ