半分…?
「半分食べられてましたが、一応そこで止めてきました。」
半分…半分ってどこまで?
夜中に帰ってきたティルは俺を抱きしめ疲れたとばかりにそのままベッドへ飛び込んだ。
それって赤川は無事だったのか?それとも手遅れ?どっちかはっきりさせてから寝ろよ!
結局眠れなかった。
すやすやと眠るティルに抱きつかれたまま俺は一晩中考えて、真っ赤な目をしたまま出社した。
「よぉ、うさ目の香月。おはよ、昨日の夜はあいつに泣かされたのか?」
なんだよ、俺は心配で眠れなかったっていうのに。
ベルとはなにもなかったのか?それともなにかあったのか?
聞きたいけどここではちょっとな。
ってかなにかあったんだろうけど、一体どうした。
「あ、香月。今晩またおまえん家行くからな。」
と、朝っぱらから上機嫌な赤川が宣言する。
上機嫌…? 本当にそうか?
なんか微妙におどろ線しょってるような気がしないでもない。
今日、あいつおれん家来てなにするつもりだ?
「あ、赤川? お前昨日…」
好奇心に負けて聞こうとしたが
「なに?」
なんか笑顔が怖い。
やっぱこれは上機嫌ではなく怒ってる?
赤川の笑顔におびえながらも一日は終わる。
そして今日も逃げることもできずに俺の狭い家に大集合。
赤川の家いっていたサーベルとカーエルも戻ってきていて、そして3人でからまっていた。
「わぁ、お前ら俺ン家でなにやってんだぁ。」
「お帰り、ひろむ。混ざる?」
「まざりません、服着ろ!服を!!」
「ちぇ、良いとこだったのに。」
不服そうに女体のベルが起き上がる。
裸だというのに堂々としていて、こっちが目のやり場に困って顔をを背ける。
「昨日は酔っていて、ちゃんとみてなかったけど。なかなか見事なボディだな。これ本当に作り物?」
赤川がまじまじと見ていた。
カーエルまで女体になってるし。
が、こっちはお子様体系。
道徳的にどうなんだ?
俺の心を読んだようにカーエルがえっへんと立ち上がり、
「この中で俺が一番年上だからな。」
と無い胸をはる。
「それは良いから、服着なさい、隠しなさい。色々とまずいでしょ。」
ってか、一番年上?冗談でしょ。
と、これまた俺の心を読んだのか顔いろで察したのか ティルが苦笑しながらもうなずいていた。
マジか…
前に聞いたときティルとベルは200歳は行ってないといっていたが。
カーエルは一体いくつなんだろう。
「ルゥとカーは食事してませんからせめて私たちで生気交換をしておこうかと。」
「なに、同族でできるの? ならその方が被害無くていいのでは。わざわざの同意もいらんだろうし。」
「天使族より、人間族のほうが圧倒的に生気が強いんだよ。同族でことたりるならそっちのが楽だったんだけどな。天使族で生気交換したってちっとも腹いっぱいにならないんだよ。」
カーエルが吐き捨てるように言った。
ん? ティルにカーにベル… 3人合わせてティンカーベル?ちょっと違うが…
妙な顔で噴出した俺に不思議そうな3人と赤川。
「よくわからんが、なにか失礼なことを考えてるな。」
「いや、別に失礼なことじゃない。3人合わせたらティンカーベルだなぁっと。」
「ティンカーベル?なんだそれ。」
と不思議そうな3人。
「あぁ、確かに。 妖精だな。」
と納得顔の赤川に3人が猛反発。
「俺たちは妖精族ではないぞ。俺たちはあんなに狂暴ではない。」
そんな一族もいるのか。しかも狂暴なんだ。
どうも意思の疎通ができない俺たちにティルが語りだした
誤字脱字、文章ミス等多々あると思いますが、見つけ次第訂正していきますので、ご容赦ください。




