第60話「魂を賭けるべき時は何処に訪れる」
第二中級ダンジョンの14階層を疾走している。
俺とユメとリス子とライカとセツナちゃんとかなえさんが一緒に来てくれた。
ユメが本当に遊びたい感じで俺はオークデリンジャーを破壊する。
ユメが夢想剣を作り出してオークデリンジャーを倒している。
リス子が金色の衣装を身に纏い魔法少女のようになっている。
「豚の魔人しかいないよ~でもオーク肉手に入ったらいいけどさ~」
「セツナちゃんはスライムたちと共に皆を元気にさせます」
「それって今言うことですか?」
かなえさんがセツナにつっこみを入れる。
「オークばかりでうんざりするな」
「そうですよね本当にここは気持ち悪いわね」
ライカがそう言う。
電撃を放ってジャックリザードを痺れさせて殺す。
ブラストリングナイトが出現した。
リングを使う騎士系のモンスターだ。
リス子がうにゃうにゃ言っている。
「うにゃうにゃ……リングを使う炎タイプの騎士系のモンスターとは……お宝出さないかな~?」
「もうリス子ちゃんお宝にしか目がないのかね~」
「セツナちゃんはお宝好きじゃないのかな?」
「ちょっと好きだけど……今度は強い敵を倒しつつカタルシスに浸りたいでござる……」
「そろそろぶっぱなしたいぜ……」
「かなえさん? ……口調が可笑しいですよ……」
そんなこともあり、14階層を広域に探索している。
だが14階層は広くて広くて迷路のように入り組んでいる。
「ライカ探査レーダーで次の階層への階段を見つけられないか?」
「探してるけど…………たぶんこっちね」
と右の方を指し示す。
かなえさんの様子が可笑しい。
なんかいつもより顔つきが険しいような姉御みたいになっている。
そしてその真価が発揮される。
「あいつらを吹っ飛ばすぞ……いくぜ!!」
かなえさんがマシンガンを召喚した。
「かなえさんそれは……?」
「マシンガンだが……? 銃召喚能力だよテンキ君」
そしてそれをぶっぱなすかなえさん。
モンスターは銃で吹き飛ばされていく。
リス子が星流弾を放つ。ユメが幻想弾を放つ。
リザも長剣で切り伏せる。
豆太郎も影槍で攻撃する。
楓も風の刃を放つ。バブルボムスライムが弾け飛ぶ。
15階層の階段が見えた。降りたら天空が広がっていた。
そこにはフードを被る謎の人物がいた。
「誰だ……?」
「魂を賭けるべき相手がいるとは……」
「どういう意味だ?」
「直にわかる……」
その謎な人物はすぐに走って逃げて行った。
とりあえず転移ポータルで出てみるか。