134 セブンスター・ドミネイション
「ごふっ! 新たなる至高の足技、ダイダロスバンカー!! シンデレラ・リバースを使わずによくぞ引き出したわね……! シンディ・バーンズ!」
血を吐く。片膝をつき、胸を押さえながら息を荒げる。切望状態(天使)絶望状態(悪魔)を同時に行使した代償は、あまりにも大きく、マリアの体はぼろぼろになっていた。
「ハッ! てめぇを超えるには、てめぇの武器の名を取り込むしかなかったけどなぁ……! だが、おかげでひとつレベルアップできたぜ!」
ハイフリード・ギアの新形態、クリムゾンスケール。新たなる足技、ダイダロスバンカー。右手をギュッと握りしめ、確かな感触をシンディは掴んでいた。
「おまえはどうなんだ? ブレイカー(破壊者)? 何か掴んだんじゃねぇのか」
「こ、これは……!」
鋼鉄の体が七色に光輝いている。
「れ、レインボーアル~!」
セブン・シスターズ長女のレイラが語り出す。
「それこそが、我らが聖極器を身に宿し証。そして、あなたのスタースキルの最後のピースがはまった輝き!」
「セブンスター・ドミネイション!」
「はあああ!」
空を殴る。歪む!空間を穿つ種類の違う七つの打撃。
北斗聖君のチカラを宿した究極と至高の打撃技を、鋼鉄は取得した!
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