127 力の体現者 切望のマリア編1 婬紋ミルクティー
「そこまでよ? レイラ、おまえたち」
「こっ! これは! 婦長?!」
「ウフ♪ セブン・シスターズ婦長のマリア・ベリオニール……よろしくね」
腰をくねらせながら妖艶なポーズを取る。
「切望……」
「あら? なつかしい二つ名を知っているのね」
「知っているのですか? マスター」
「切望のマリア。わたしがアース・ランキングに入りたての時に2位だった者だ、昔は絶望のマリアと名乗っていたが……」
「ほら? マリアが絶望だと印象がなんか悪いじゃない? だから改名したのよ」
「それより、質のいい茶葉が入ったの。お茶にしましょう……こちらよ」
奥の部屋に案内されると、ティーカップが人数分並んでおり、次第に紅茶のいい匂いが部屋を漂う。
「なんかこの紅茶、変な模様書いてあるヨ!」
「飲むな! メイリャン!」
ズズ……と飲もうとしたメイリャンを、鋼鉄が止める。だが、何故か鋼鉄たちの体は紅茶へと手を伸ばしていた。
「くっ……! 体が勝手に! なんだこれは?!」
「固定影響だ! ブレイカー!」
シンディの言葉に鋼鉄は驚く。
「そうか! この部屋にいる間は、あの婦長のルールに従わなければならない!」
この場にいる全員が、紅茶を飲み干した。そうすると、マリアはぞくぞくしながら鋼鉄たちに話しかけた。
「飲んだわね? わたしの婬紋ミルクティーを!!」
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