101 溢れる暴虐 シンディ・バーンズ編2 ハイフリード・ギア~直撃魔法武装脚~
「どうやってここに?! そうか……扉は向こうにも出てくるから入ってくることはできるが……しかし、速すぎる! まさか?! 扉が出てくる場所を知っていた?!」
「その黒いフルプレート……おまえがつよいやつだな?」
「レイン! 武装解析だ! 速く!」
「かしこまりました。マスター」
「装備解析、完了。ホーリードレス、それに、sssクラスのアーティファクト、ハイフリード・ギア~直撃魔法武装脚~」
※1 ハイフリード・ギア
両足のつま先から膝まで覆われたメタリックレッドのsss級のアーティファクト。黒い採光が至るところにちりばめられている。
内部には数々の魔法が内蔵されており、対象を蹴る事で魔法を直に相手に打ち込むことができる。自分だけのオリジナルの魔法を内蔵することも可能。
※2
システム マキシマムドライブ搭載 ヒートゲージ→消費でチェーンスキル
パーソナルカラーは朱色
ギアに元々記憶してある直撃魔法もあるがシンディは自分で考えたオリジナルの魔法構築で相手を負かす事を信条としている。
足に履く前は上部とすねの辺りが開いており、足を入れると装着者のサイズにガション!!と合わさるようになっている。
かかと近くのメーターをいじることで圧力を変えることができる。
圧力を変えると空中を蹴ることも可能。それにより、立体的な起動ができるようになる。
システムに命令することにより遠隔で圧力を変えることもできる。
使用金属は赤が混じった特殊なレーンベッツ鋼(赤艶)
リーシャの父が打った武装脚であり、他にも何か特別な能力が隠されているかも??
「?!」
「ばかな?! ハイフリード・ギアはメイティア様に献上したアーティファクトだぞ?! それが何故ここに!」
「あ~のお転婆妹め! ワシに一杯食わせおった! しかもハイフリード・ギアまで渡しおって!」
鋼鉄はふと、トロンたちといた時の、メイティア神のセリフを思い出した。
『もうすぐあたしの弟子がそちらにお邪魔するとおもうから、よろしくね♪ あ、お土産持たせてあるから楽しんでね~それじゃあね』
「くっ……あれはこういうことだったのか!」
ギアの装着者がいきなり右足を大きく上げると、地面を勢いよく蹴った!
「俺はシンディ! 溢れる暴虐 シンディ・バーンズだっ!!」
地面にピシピシと亀裂が入り、鋼鉄の眼前まで迫る。
「今の技……ネリョチャギか」
※ネリョチャギ
韓国の武術、テコンドーの技のひとつ。かかと落とし。
「あん? お前、テコンドー知ってやがるな? あまり驚きやしねぇ……」
「あわわ……えらいこっちゃ……!」
「レイン! ウィディア様を守ってくれ、ここは私がなんとかする」
「かしこまりました。ウィディア様、こちらに」
「ええい! 老人扱いせんでええわい!」
「安心しな! 用があるのは黒いやつ! お前だ!」
右手で鋼鉄を指さすシンディ。
「くろ……! 鋼鉄だ、覚えておけ」
「鋼鉄だと? お前があの破壊者?!」
「つええんだってな……! うわさは聞こえてくるぜ!」
「アース・ランキングは君の方が上だろう」
「ランキングなんて関係ねぇ! 俺は強いやつと戦いたい! ただそれだけだ!! うらぁ!!!
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