表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

はるの推理『メッセージ』まだ文もみず天橋立~悪役貴公子・悪役令嬢のチェスゲーム

「ちょっと、これ見てよ!」
 映研の脚本書き 水口舞が、知恵袋の生物部員 片山修一に振りかざしたのは一枚の原稿用紙。
 そこには一見意味不明なカナ文字が羅列してあった。

 どうも演劇部所属の新人脚本担当 花鶴友加からの挑戦状らしい。

 片山は相棒の岸峰純子、居合わせた同じく生物部員の倉科亮平とともに簡単に暗号を解読。
 百人一首にも採られている小式部内侍作の和歌『大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみもみず 天橋立』であると読み解く。

 ただし片山は、あまりにも暗号として稚拙であることから
「挑戦状としては簡単過ぎる。これは暗号を解読することに意味が有るのではなく、なぜ単純な暗号での挑戦状を送って来たのかを考えなければならない」
と判断し、暗号文で挑戦状を送りつけるホワイ。ダニットについての推理を進めてゆく。

 小式部内侍と藤原定頼との対決の意味は?

 清少納言が藤原行成に送った『夜をこめて 鳥の空音は 謀るとも よに逢坂の 関は許さじ』の裏には何が有った?

 そして、暗号解読で得られる財宝とは?

「この尻をもって千尻なり」~樽に詰められた999個の尻の謎」
「シン・イソラ」
に続く、謎と論理のアクロバット第三段。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ