第95話「相棒就任式」
夕暮れの海辺で、、ゲンとラフマニノフが「相棒就任式」を行っていた。
ラフマニノフ「ゲン!! おめでとう!! これからお前は俺の正式の相棒だ!!」
ゲン「ショパンが去ったからだよね。。本当にこれでいいの?? ショパンと別れて、、悔いはない??」
ラフマニノフ「ゲン。。俺の相棒になる資格があるのはお前だけだ。。俺のことを今まで支えてくれた。。今の俺があるのは、、お前のおかげだ!! 本当にありがとう」
ゲン「ショパンの頭文字は『C』。そして、、僕の頭文字は『G』。。CはGを発展させた形だ。。ショパンの続きを僕が継いでいくという意味だよ!!」
2人は生命データの腕時計をお互い、、照らし合わせた。。
「これで、、ラフマニノフとゲンは相棒として登録されました」
と生命データ腕時計から音声が聞こえた。。
ラフマニノフ「ゲン。。強く抱きしめていいか?? 初めてだよな。。相棒ハグは!!」
ゲン「ラフマーーーーーーー!!」
ゲンはラフマの胸に飛び込んだ。。
ゲン「一度、、ラフマにショパンにやるように抱きしめられたかったんだ!! 何度、、この日を夢見てきたか!! 僕も願いが叶った!! ああ、、今までのすべてが報われたーーーーーー!!!!」
ラフマニノフ「お前がいたから、、ここまでこれたんだ。。本当に最高の相棒だ!!」
ゲン「ラフマ!!」
二人は歓喜のあまり泣き始めた。。
顔をクシャクシャにしながら、、いつまでも抱きしめあっていた。。
ショパンはその姿をひそかに気づかれないように見ていた。。
「ゲン!! おめでとう。。 僕がラフマの相棒を辞めたのは、、ゲンのためだよ。。ゲンには報われてほしかったから!!」
ショパンはゲンがラフマニノフの相棒になりたいという強すぎる想いに気づいていた。。
今まで、、助けてもらったから、、ゲンには誰よりも幸せになってほしかった。。
だが、、ゲンはまたラフマニノフがショパンと交流できるように、、手を打っていた。
ショパンとラフマニノフがゲンが失踪した時に、、等価交換取引所に行って、、USBメモリーを取引所のコンピューターに差し込ませた時に、
バイオレットはハッキングコントロールウイルスを仕込んでいた。
ショパンがラフマニノフに会ったとしても、、会わないことを条件に最も弱い者たちを救うという取引が、、終わらず、永久的に続けられるように、、
バイオレットにハッキングコントロールウイルスを仕込ませるきっかけを作ったのだ。
その気になれば、、間違いなくバイオレットは仕込んだウイルスを活用するだろう。。
ラフマニノフがどうしてもショパンに会いたくなった時に備えて。。
ゲンは義理と人情のシンガーソングライターである。




