第54話「ナイバルに会う」
冥王星の『ナイバル』にアポを取り、会いに行ったショパンとラフマニノフ。
ナイバルはわずか40歳にして、600曲以上の優れたピアノ曲を作曲し、オーケストレーションにも優れ、様々な交響曲の傑作も残している。
ラフマニノフも興味があり、会うことになった。
冥王星の霊界で、ナイバルは活動している。
ラフマニノフ「あんたがナイバルか。ショパンから聞いているよ。ショパンより優れたピアノ曲の作曲家らしいな!!!」
ナイバル「わしは自分がショパンより優れているなんて思ったことはないよ」
ショパン「そうですね。。あなたは、、ある意味で、、僕より優れています。」
ナイバル「ある意味とは??」
ショパン「ナイバル様は、、Aランクの優れたピアノ曲を600曲も生み出しました。Aランクの曲は、、私より多く生み出せましたが、、私の舟歌、幻想ポロネーズ、バラード4番、別れの曲、革命のエチュード、ノクターン12番など、、SSSランクのようなピアノ曲は、、一曲も生み出せてないですよね。ナイバル様のピアノ曲は全作品、、聞きましたよ」
ナイバル「その通りだ。君のノクターン2番や幻想即興曲、、子犬のワルツなど、、Aランク以下のピアノ曲を君より多く短期間で作曲できただけだ。。ショパンを超えるピアノ作品は未だに生み出せてないと思っているよ。ショパンはSSSランクから、、A、B、C、D、Eランクのピアノ曲、、全てのランクのレベルのピアノ曲を作曲できる超天才作曲家だからな」
ショパン「しかし、、Aランクのピアノ曲の量が異常に多作で、、やはり、、ナイバル様は、、私とは違うタイプの優れたピアノ音楽作曲家なのです。。」
ラフマニノフ「オレたちは、、我がエキスパートピアノの文化祭にあなたを来賓として、、迎えたい。生徒たちも熱狂するだろう」
ナイバル「つまり、わしが出ることにより、文化祭の参加している生徒たちの士気を上げようということかな?」
ショパン「あなたが『ある意味』僕以上であることを利用して、僕を超えるピアノ音楽作曲家が誕生しやすいようにしたいのです」
ナイバルはいきなり鉄棒を出現させた。
ラフマニノフ「鉄棒?」
ナイバルはいきなり逆上がりを3回した。
ナイバル「音楽の魅力は鉄棒の逆上がりみたいなものだよ!!!!!勢いよく上に舞い上がる!その勢いを作ることが何より重要だ!!!つまり、必ず2か所以上は動物が魅了されるようなメロディーを曲に取り入れることだ!!!」
ショパン「逆上がりですか?変わった例えをされますね!!!」
ナイバル「静と動だ。静では、感動できる部分を。動は興奮できる部分を意識するといい!!!」
ショパン「感動と興奮の違いが分からない……貴重なご意見、ありがとうございます。わが校の文化祭には出演してくださりますか?ギャラはいくらがいいでしょうか?」
ナイバル「わしがピアノの作曲家として成功できたのは、ショパンのおかげだ。ショパンのピアノ曲がわしが住む冥王星に伝わり、ショパンのノクターン12番にやられたんだ。すごい感動し、ピアノが数ある楽器の中で最も好きになった!!!ショパンがわしに影響を与えたんだ!!!」
ラフマニノフ「ノクターン12番だって?それはショパンが特に気に入っている自作曲の一つだよ」
ショパン「文化祭に出てほしい。みんなを驚かせたい。ナイバル様の存在は生徒たちに素晴らしい良い影響を与えるはずです」
ナイバル「冥王星は自分たちの音楽を他の星へ輸出したりしない。自分から冥王星に来ない限り、冥王星でしか私の曲は聞けない。ショパンには特別、、私の全作品の音楽データをプレゼントしたがな。。同じピアノ作曲家としてな。。逆に、地球は積極的に音楽などを輸出していて、太陽系ではショパンのピアノ曲はとても有名だ。ショパン自身もな。だから、ショパンは超有名で、わしの存在はあまり知られてない。ショパンよりはな。冥王星も輸出すべきなのかもしれないな。音楽の輸出を。でも、ショパンのピアノ曲の新曲は毎回、楽しみにしている。音楽は永遠の勉強だからな」
ショパン「ピアノという楽器は地球から始まった地球オリジナルの楽器なんですよ。だから、、凄くピアノという楽器に誇りを持っています」
ナイバル「ちょっとついてこい!」
ショパンとラフマニノフは、ナイバルに誘われ、霊界の海へといった。
ナイバル「優れた曲かどうかを判断するときは、海の中にピアノを入れ、どれだけ海の生き物が近寄ってくるか!で判断する。水中から伝わる音の振動を敏感に感じとる魚などの海の生物たちが曲を審査をしてくれる。魚が激しくカクカク突進するように動いた音楽ならば、とても興奮を得られる音楽。魚が体を上下逆さにして、泳いだ場合は、感動する音楽。そして、何度も七色に魚が体を光らせた場合は、感動、興奮、癒しの3種類がそろった神曲だ!わしはいつも魚たちに自分の作曲した音楽を聞かせるよ。たまに、全く反応しない曲があり、その魚たちに意見を求めることもあるさ。あくまで、わしの場合はね」
ショパン「感動、興奮に加えて、、癒しまで加わったか。ますます分かりづらい。」
ラフマニノフ「以前、海でショパンの曲をかけたら、鯨がたくさん寄ってきたんだ!!!オレのピアノ協奏曲をかけたら、様々な種類の魚たちが寄ってきた。懐かしいな。あの頃が!ちなみにあなたの好きなノクターン12番をかけたら、サンゴがダンスしだしたんだ」
ナイバル「鯨が寄ってきたなら、それは個性的で、独創性のあり、万人から好かれないが、ある種類の人間にはとても刺さる曲だ。たくさんの種類の魚が寄ってきた場合は、万人から好かれやすい曲だね。サンゴがダンスした場合は、癒し効果の高いメロディーなんだと思う。海の生き物は正直だから、人間以上に耳の肥えた聴衆だよ。海の生き物たちの反応をまとめて、曲の評価や分析をしてくれる『海の自動音楽評価機』を君のエキスパートピアノ音楽学校で広めてくれないか?私の会社が開発したんだ!きっと、ピアノ音楽の発展にとても貢献すると思う。わしも稼ぎたいから、ぜひ、冥王星しかないそれを輸出させ、有名にしてくれ!そうすれば、文化祭に出演してやろう!!!」
ショパン「お互い、力を合わせていきましょう!!!互いに利益を得られ、不満のないように協力しあいましょう!」




