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第45話「宇宙の果て旅行」

ショパンとラフマニノフはアゲハ、ノブ、角田アキコ、ジンサ、ネマル、メシを宇宙船「チョコレート」に招待して、宇宙の果てへと冒険に出かけた。


ラフマニノフ「ゲンがいないのは寂しいよな」


ショパン「宇宙船チョコレートをシナメルドに借りて、、この表宇宙の果て旅行をしようと言った、、言いだしっぺのゲンが、、来ないなんて驚きだね」


アゲハ「まさか宇宙の果て旅行に行けるとはね。角田アキコの歌をみんな聞くことになるけど、覚悟はいい?」


角田アキコ「そうだ!あたいの地球愛って歌をみんなに聞かせてやるぜ!」


ジンサ「それよりもまずは、腹ごしらえだ。ディナーを用意するぜ。おい、ショパン。俺があらかじめ伝えておいた食材は用意したんだろうな?」


ショパン「ああ、厨房の無限冷蔵庫にすべて入っているよ。勝手に使ってくれ!」


ラフマニノフ「ジンサのシーフードチャーハンが食べたいな!懐かしいな。海のレストランで俺が考案したレシピより人気がなかったやつだな!」


ジンサ「いや、シーフードチャーハンなんか比べ物にならない美味しい絶品ハンバーグを作ってやるよ!」


メシ「ジンサのディナーは何分くらいでできるんだ?」


ジンサ「30分あれば、生きていることを感謝するくらいの絶品なハンバーグが用意できるぜ!まあ、もう少し辛抱してくれ。今から作り始める!」


ノブ「バラード5番をみんなの前で弾いてもいいですか?」 


アゲハ「私が以前、ショパンのバラードは4曲しかないと豪語したあんたに、霊界で作曲したショパンのバラード5番があるんだって教えたのよね。。まあ、幽体離脱しているときだけしか霊界には来れない私たちだけど、20分を超える大曲だから、かなり習得するまで苦労したのよね!ショパンの作品の中でも、バラード4番に引けを取るどころか、感動度では上回る最高のバラードが5番よね!」


ノブ「アゲハさん。勘違いしないでください!バラード5番は習得していません。まだまだ、練習不足で僕の理想の演奏レベルには到達していません。満足できる演奏ではないですが、せっかくショパンとラフマニノフという最高のピアノの天才がいるので、なにか演奏のアドバイスをもらえないかと思いまして!」


アゲハ「その様子だと、永遠に満足しなさそうよね。ノブはピアノ演奏を更に極めたいのよね!私からしたら、かなり弾きこなせていると思うけどね!」


ノブ「それは、アゲハさんがピアノの素人だからです。僕のバラード5番を聞いてください!みなさん!」


 ノブは全力を出し切ったショパンのバラード5番を弾いた!


ラフマニノフ「深さだ!深度だ!一番感動するような箇所で、スラスラさりげなく弾くのではなくて、深い崖に飛びこむようなドラマチックでなおかつ、大胆で静かな演奏をしたまえ! 我がエキスパートピアノでは5歳でノブより上手く弾く幼稚園児もいるぞ??」


アゲハ「以前、、ラフマの愛犬のヨークシャーテリアのトムにもピアノ演奏で負けたし、、5歳児にも負けて散々ね。犬と幼稚園児に敗れるなんて、、同情するわ。霊界は本当に地上世界より全然レベル高いわね。。あなたもピアニストとしては天才なはずなのにね」


ノブ「なんだかテンション上がってきました!! 上には上がいることが嬉しくて!!」


アゲハ「そういう前向きなあなたが好きよ!!」


ノブ「いつか、、ショパンを超えてみせます!! 約束します!!」



ショパン「みんな、、僕を超えるなんて軽々しく言い過ぎな気がするけどね。。僕の音楽的レベルはそんな甘くないよ」


ラフマニノフ「みんなショパンに憧れていて、、素敵な世界だな!!」


角田アキコ「おい、こっちにも注目してくれないのか?空気読めよ!あたいだけ仲間外れかよ!」


ネマル「おい、アキコ!お前は確かに昔よりはうるさく歌わなくなった。でも、作曲した歌はセンスゼロで誰も聞きたくないってことだ!」


角田アキコ「うわああああああああ」


ネマル「相変わらず、、気持ち悪い泣き方するなあ。。うるさいぜ」


メシ「あっ、ジンサ!! できたのか?ディナーが!腹ペコペコなんだよ!待ってたぞ!」


ジンサ「おう!みんな待たせたな!ディナーができたぞ!食堂の机に人数分、用意した。ソースは3種類。デミグラスソース、ケチャップウスターソース、俺特製ハンバーグソースだ。最初に味見してから、お好みなのを使ってくれ!」


 メシは一番早く、駆け足で食堂に行った。朝から何も食べてないらしかった。


 それに、サッカーの試合をしたばかりだった。


ショパン「皆さん!ジンサが用意してくれたディナーを堪能しながらカラオケ大会をやりましょう!カラオケの点数が高かった順に、ジンサのスペシャルスイーツ、レアチーズタルトを提供します!」


ラフマニノフ「このカラオケ大会はみんな全員を歌わせる。強制参加だからな!」


角田アキコ「よっしゃー!あたいもみんなに歌を聴いてもらえる機会が来た!!!」


ネマル「角田アキコ、、立ち直り早っ!! さっきまで号泣していたのにな」


ラフマニノフ「ただし、角田アキコは自作曲以外を歌ってくれ!お前の曲は誰も聞きたがらないんだ!」


角田アキコ「この際、なんでもいいよ!別にあたいの歌を好きなファンは、いるんだからな!いくらお前たちが嫌いでもな!250万人を動員したあたいの世界ツアーコンサートがそれを証明している!」


ノブ「実は、僕、角田アキコさんのうるさい激しいファンキーな曲調の歌が好きで、コンサートに行ったんですよ!だから、喜んでください!」


アゲハ「あら、ノブ。いいとこあるじゃない!仲間外れにされたアキコを慈しむなんて!」


ノブ「2代目世界の王になった角田アキコさんと仲良くなれば、何かと有利です!」


アゲハ「あら、3代目世界の王の私だけじゃなくて、2代目も自分のパイプにしようとしてるなんて腹黒いわね。まあ、いいわ。そんな欲深いあんたも面白くて好きよ!」


ノブ「アゲハさんに好きと言われても困ります!僕はすでに好きな人がこのメンバーの中にいるんですから!」


アゲハ「嘘?誰?いや、聞かないでおくわ。なんか恐ろしくて!」


ノブ「人妻です」


アゲハ「この中で人妻なんて見当たらないけど……なんか怖いわ」


ショパン「では、ディナーを始めましょう!カラオケ大会。最初に歌う人は、アゲハ!」


アゲハ「待ってましたー!! 一番乗り最高!!」


 こうして、ジンサの絶品ハンバーグディナーをみんな堪能し、宇宙の果て旅行は大成功したとさ。

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