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新しい生活?
夏美の誕生日は健也が買ってきてくれた丸いケーキで一緒にお祝いした。
美紀は昔自分が子供だった頃、丸いケーキを前に帰ってこないお父さんを時計とにらめっこしながら待ったことを思い出した。
まだ今の夏実と同じ位の歳のときには時計とにらめっこして待っていたが、もう少し大きくなったときには、もう母と2人で父を待つことなくケーキを切った。
2度3度それを繰り返した後にはもう丸いケーキで誕生日を祝う事はなくなった。
それから丸いケーキで記念日を祝ったのは…と考えかけてやめた。
とにかく幸せだ。
こんな幸せが再びやってくるなんて思ってもみなかった。
夏実の嬉しそうな顔、部屋の端で健也に戯れているみいちゃん、それを幸せと思いながら見ている私…完璧だと思った。




