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みいちゃんが教えてくれた…  作者: めぐみ千尋
6章 そういえば昔うちにも猫がいた

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嵐の夜

愛子は、ご飯の準備に戻るとご飯を作っていつも通りご飯を食べた。


夕ご飯の時、愛子達はいつも一言二言話をするが、今日は愛子と達との間に会話はなかった。



愛子と達の寝室は同じだ。


片方の壁際に愛子のベッド、もう片方の壁際に達のベッドが1つという感じで配置されている。


田舎の間取りのため8畳という広さがあり、しかもその8畳の畳1枚が今の都心のサイズよりも大きいので部屋はかなり広く、会話をするには少々不便だった。


だが、最近では寝る前の会話の必要性も考え得ていなかったので、相手の気配をかすかに感じることのできる距離に不便はないと愛子は思っている。


夫婦の寝室、そこにはいつも静けさがあった。


その2人の間の静けさを今日は風雨が打ち破っていた。


夕方からの雨は強くなり、近くの物置のトタン屋根に打ち付けている。


愛子はベットに入ったものの、外の荒れ具合に玄関に置いてきた天ちゃんのことが心配になった。


「玄関で大丈夫かしら。」


「玄関には、雨は吹き込まないだろうから大丈夫だろ。」


「でもうちの玄関ぼろいからガタガタいうし、怖くないかな。」


自分の立てた家をぼろいと言われたから、達はむっとした声で


「動物は、人間よりもつよい。」


と言った。


それはそうなのかもしれない…。


でも…愛子は天ちゃんのことが気になって仕方なく、しばらくして達が規則正しい寝息を立て始めると、玄関へ天ちゃんを見にいった。

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